オブリビオンからスカイリムへ 戦闘編

 今回は、戦闘編です。

 オブリビオンの戦闘は、あまり面白くなかったという人は多いかもしれません。
 基本は、攻撃と防御のタイミングが重要なシステムなのですが、敵の攻撃を盾で防ぎ、隙が出来たら攻撃の繰り返しです。その合間に魔法を組み込んだり、武器に毒を塗ってみたりすることで単調さは若干緩和されますが、それでも面白くなるとは言えません。
 もっとも、オブリビオンでは何も正面からのぶつかり合いが全てではなく、ありとあらゆる状況が存在するため、戦い方も実に多彩に存在します。
 敵の背後にこっそり忍び寄って暗殺したり、高台から弓矢で一方的に攻撃することも出来ます。召喚でデイドラを呼び出して高みの見物を決め込むのも一つの手ですし、衛兵の元まで逃げてあとは倒してもらうといったことも可能です。つまり、オブリビオンの戦闘手段は、プレイヤーの手に委ねられており、自分が好きな戦い方を選ぶことが出来るのです。
 しかし、戦闘の自由度が高いとは言え、それでも絶賛出来るものではありませんでした。結局は、同じ戦い方になってしまい単調になってしまうからです。それに、エフェクトや敵のAIも評価出来るものではなかったので、そこも問題だと言えました。

 スカイリムの戦闘も基本的な点では、オブリビオンと大きな違いがあるとは言えません。しかし、エフェクトや敵のAIを改善したことで進歩しているの確かです。
 そして、戦闘スタイルにも幅が出来、今作で初登場のシャウトという能力にも注目です。もちろん、ドラゴンとの死闘は、本作の目玉だと言えるでしょう。

 オブリビオンの魔法のエフェクトは、弱々しいものであり派手さがありませんでした。しかし、スカイリムでは、これらは大幅に改善されており、例えば、エクスプローションの魔法で大爆発を巻き起こして敵を吹き飛ばす様は、見ていて爽快です。もちろん、オブリビオンでは最悪だった氷の魔法に関しても改善されています。
 また、剣や斧を振り回すモーションも改善されており、今回は、敵に止めを刺す時、一定の確率でスローになり、クールなフィニッシュ技が炸裂します。もちろん、敵もフィニッシュ技を使ってくるため、場合によっては、無様な死に様を見る羽目になるため注意が必要です。
 全体的にエフェクトが強化されたため、前回のような地味な戦闘ではなく、クールな戦闘を楽しむことが出来るようになりました。

 敵のAIも賢くなっています。オブリビオンでは、敵はとにかく闇雲に突っ込んできました。射手に関しても接近されたらナイフを抜くわけですが、以降、ナイフのみで戦うという何とも猪突猛進的な連中ばかりでした。唯一、魔法使いだけ逃げ回りながら魔法を使って来ましたが、全体的にあまり賢いとは言えませんでした。
 スカイリムでは、確かに闇雲に突っ込んでくる奴は相変わらずいますが、一定のエリア外からは攻めてこなかったり、劣勢になると逃げて態勢を整えたり、その場で命乞いをするなど行動パターンが増えました。また、射手も接近すればナイフで攻撃してきますが、離れるとまた弓矢を構える等、こちらも賢くなりました。魔法使いも距離に応じて魔法を使い分けるため、手強い存在となりました。
 それから、隠密プレイの方も注意が必要です。オブリビオンでは、こちらの気配を感じてもその場から動きませんでしたが、スカイリムでは、気配を感じると調べにやって来るようになりました。逆にこの習性を利用して、誘き寄せたり、罠に誘うことも出来るようになったわけです。

 スカイリムは、オブリビオンと比べて戦闘スタイルも大幅に増えました。剣と盾、両手武器のスタイルはもちろんですが、今回は、二刀流も追加され怒涛の攻撃を仕掛けることが出来ます。また、盾で防御するだけでなく、相手の態勢を崩す技もあるのでこれを使えば正面からのぶつかり合いでも単調にはならなくなるはず。
 また、武器の種類や重さによって攻撃の速度やスタミナの消費量が違うため、武器選びも重要になりました。単純に攻撃力の高い武器を採るか、それとも軽い武器を装備して手数を増やすか、悩み所です。

 魔法に関しても大幅に種類が増えました。それだけでなく、非常に奥深いものとなっております。
 炎魔法でも火炎放射の方に継続的に敵の体力を奪う魔法、火炎弾を飛ばす魔法、そして、大爆発を巻き起こす魔法があります。また、炎はダメージが大きく、雷はマジカにもダメージを与え、冷気はスタミナを奪うといった効果があります。更に、足を踏み入れた者にダメージを与える魔法の罠、そして、接近する者にダメージを与える魔法のマントなどもあり、単なる破壊魔法でもその種類は実に豊富です。
 回復魔法には、体力を回復するものだけでなく、トリガーを押し続けることで発動する魔法の盾によってダメージを軽減する魔法も存在します。もちろん、悪戯や敵を掻きまわす幻惑魔法も健在ですし、守りを固める変化魔法、そして、精霊を召喚する召喚魔法あります。召喚魔法には、死霊術も含まれており、死者を復活させて使役することも出来ます。一方、デイドラを召喚することは出来なくなったようなので、個人的にそこは残念でした。
 そして、スカイリムでは、両手に同じ魔法を装備することで、その魔法を合わせてより強力な魔法を使用することが出来るようになりました。効果もエフェクトも抜群ですが、一方でマジカ消費も多いため、まさに一撃必殺の大技といった所です。

 隠密や弓矢での戦闘に関しては、僕自身あんまり使ってないんで何とも言えません(ぁ
 機会があれば、これについても書きたいと思います。

 オブリビオンでは、メジャースキルを決める必要があったため、必然的に戦闘スタイルが固定されてしまいました。しかし、スカイリムでは、戦闘スタイルを自由自在に変えることが出来るため、全ての戦い方を試すのにキャラクターを作り直す必要はなくなったわけです。色々試してみましょうb

 次は、シャウトについてです。
 シャウトは、ドラゴン語を叫ぶことで発動する特殊能力でして、突風の衝撃で敵の態勢を崩したり、炎を吐いたり、更には、瞬間移動するものも存在するなど、その数は実に豊富です。
 一度使用すると再使用までに時間が掛かりますが、効果が高く、しかも何度も使用出来るため、積極的に使っていきたいところです。
 ちなみに、シャウトを使用するためには、まず、ノルドの遺跡等を探索し、言葉の壁を見つけなくてはなりません。そこで言葉を習得した後、ドラゴンソウルを使うことでシャウトが解放されるというわけです。
 そして、そのドラゴンソウルを手に入れるためには、ドラゴンと戦わなくてはならないのです。

 ドラゴンは、空を飛ぶことが出来、非常に手強く、しかもいつ襲ってくるか分かりません。それは、クエストの途中かもしれませんし、山菜を集めている最中かもしれません。集落は襲わないだろうと油断してはいけません。ドラゴンは、城壁がなければ、どこでも襲ってくるのです。
 ちなみに、村が襲われた場合、人々は家の中に避難し、衛兵が加勢してくれます。クエストの重要人物が巻き込まれやしないかと不安になりますが、今のところそういった事態には陥っていないので、ドラゴンの襲撃では死なないように設定されているのかもしれません。
 ドラゴンとの戦いは、長期戦必須ですし、まさに死闘といった所。ドラゴンに対抗するためには、強力な武器や魔法はもちろんですが、恐れずに立ち向かう勇気も大切です。見事打倒すことが出来れば、ドラゴンソウルを吸収することが出来、さらにドラゴンの亡骸から思いがけないお宝が手に入る場合もあるかもしれません。

 スカイリムにおいては、ドラゴンだけが強敵ではありません。敵の群れの中には、飛び抜けて強い奴もいるため油断は出来なくなりました。彼らは段違いの強さを誇るため、難易度ノーマルであっても強攻撃一発食らっただけで殺されたりすることもあります。これらの強敵に勝つためには、装備や魔法、そしてアイテムなどの準備が欠かせません。
 また、場合によっては、ドラゴン以上に強敵となり得るのが野生動物でしょうか。序盤でサーベルキャットなんかに出くわしたら最早、死を覚悟するしかありません。そして、野生動物の中でも最も強いのがクマです。オブリビオンに出てきたぬいぐるみみたいなサイズではありません。スカイリムに出てくるクマは、もの凄く大きいので威圧感抜群ですwもちろん、力も体力も相当高いため、熟練の冒険者でも刺激しない方が賢明かもしれません。

 オブリビオンと比べて改善された点と言えば、他には、修理ハンマーがなくなった点も挙げることが出来ます。 オブリビオンでは、武器や防具は劣化するようになっており、剣で攻撃したり、敵の攻撃を受けることで性能が低下していき、仕舞には壊れてしまうというシステムがありました。なので、修理ハンマーで定期的にメンテナンスをする必要があったのですが、これが非常に面倒でした。なので、戦士系のキャラクターでプレイした時、かなりイライラさせられました。
 スカイリムでは、武器で攻撃しても、敵からの攻撃を受けても武器や防具が劣化することはありません。それだけでとても快適になりました。修理ハンマーなんてものは、最初からいらなかったわけですね。

 武器や防具への付呪に関しては、オブリビオンでも可能でしたが、このシステムを利用するためには、魔術師ギルドに加入し、かつアルケイン大学に入学する必要がありました。
 しかし、スカイリムでは、大学に入学する必要はなく、アルケイン付呪器がある所ならどこでも付呪が出来るため、気軽に利用できるようになりました。
 また、魂石に魂を詰め込む作業に関しても特定にスキルを習得すれば楽になりますし、そもそも、極大サイズで満たされた魂石を買うことが出来るので、オブリビオンよりも遥かに利用しやすくなったと言えます。
 武器に魔法を付呪した場合、やはり何度か使用するとチャージの必要があるわけですが、今回は長持ちするため使い勝手が良くなりました。ちなみに、効果を薄くすることで更に長持ちさせることも出来ますよ。更に、特定のスキルを習得することによって、敵を倒した際、一定の確率でチャージされるため、付呪された武器を使っている人は、是非とも習得しておきたい所です。
 
 基本的な部分は、オブリビオンと変わっていませんが、様々なシステムが追加され、前作の問題点が改善されたことにより、スカイリムの戦闘システムは魅力的なものへと進化したと言えます。
 オブリビオンの戦闘がつまらなくてやめてしまわれた方もいるかもしれませんが、もしかすると、スカイリムの戦闘なら楽しくプレイすることが出来るかもしれませんよ。

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ドレモラロードだったら一応召喚できるよ
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桜の灯籠

Author:桜の灯籠
ジャンルでは、RPGやFPSが好物。
シリーズだと『ゼルダの伝説』『ポケモン』『The Elder Scrolls』『Halo』かな。
でも、面白ければ何でもやるぜb

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