バットマン アーカムシティ レビュー



 もし、今年のゲームオブザイヤーを決めるとしたら、ポータル2かスカイリムのどちらかといった所でしょう。まあ、スカイシムはまだプレイしていませんし、そもそも日本版の発売すらまだですがw
 それから、ギアーズオブウォー3やバトルフィールド3も話題性が高かったですし、意外とゼルダの伝説が来るかもしれません。PS3の方はあんまり詳しくないですが、アンチャーテッドやダークソウルは、海外はもちろん、国内でも高い評価を受けました。
 しかし、ここに来て新たな候補が登場したようです。それがバットマンアーカムシティです。
 もちろん、前作のバットマンアーカムアサイラムを考えれば、本作が面白いのは当然なのですが、内容が予想以上のものだったため、もしかしたら最有力候補なのでは?と思ったわけです。

 今作で最も評価出来る点は、何よりも舞台となるアーカムシティのクオリティでしょう。アーカムシティは、前作のアーカムアサイラムの6倍近くもの広さを持つと言われており、しかも、建造物や裏通りはもちろん、ネオンサインや看板、そしてゴミ袋や汚れ具合に至るまでかなり細かく作り込まれています。広くなっただけでなく、そのあまりの密度の濃さに衝撃を覚えたものでした。ここまで細部までこだわったゲームは他に例を見ません。恐らく、本作が最高峰でしょう。

 また、舞台が広くなると移動が大変なのでは?と思いましたが、全くそんなことはありませんし、むしろ前作よりもスムーズかもしれません。マントを広げて滑空するアクション「グライド」と、ワイヤーを引っ掛けてそこまで移動できる「グラップネルガン」の二つを組み合わせて使いこなすことで町中を自由自在に、しかもスムーズに移動することが出来ます。このアクションがなかなか爽快でして、ただ移動しているだけでも楽しいです。

 街が広がったことで箱庭ゲーとしての要素も加わり、今回はメインミッションだけでなくサイドミッションも追加されました。収集物やクイズ系を集めたリドルは前作から引き続きありますが、暴行を加える者から被害者を助け出す救出ミッションがランダムで発生したり、殺人現場を調べて真犯人を特定するなどのミッションもあります。また、アクションに自信がある人向けのチャレンジ要素も増えましたので、やり込み要素も高いです。まあ、コンプするのは、前作以上に大変になりましたがw

 多数のチンピラと戦うコンバットや、銃を持つ敵に気付かれないように倒していくプレデターは、追加要素こそあるものの、根本的な点は変わっていません。

 コンバットは、爽快感を重視した内容となっていますが、ボタン連打でコンボが炸裂するタイプのものではなく、攻撃、カウンター、回避、ガジェットなどを上手く使い、一つ一つの行動が重要なタイプです。しかし、全ての動作はシームレスに繋がるため、攻撃を受けたり空振りして中断しなければ、敵を全滅させるまでずっとコンボを続けることが出来るのが特徴です。
 慣れるまでが大変なので好みが分かれるシステムかもしれませんが、僕自身はこのシステムを高く評価していまして、とにかくコンボが繋がるようになればとても爽快ですb敵に止めを刺す時にスローになる演出も最高にカッコイイですb

 プレデターは、今回、敵のAIが強化されたっぽく、敵を一人でも吊るせば上を見るようになり、床の格子から飛び出せば下を見るようになるなど、同じ手を警戒してくるようになるため、なかなか手強くなりました。一人ずつ静かに倒していくのがステルスアクションの王道ではありますが、あえて派手な方法で倒すことで、敵の注目を引いたりと幅もあります。まあ、敢えて敵の注目を引いて動揺させた方がバットマンらしいかもしれませんがw
 それから、ちょっと気になった点として、一人倒れたのを発見されると、皆揃ってそっちに行ってしまうのは、相変わらず問題な気がしますwスプリンターセルのように、「誰が行くか」みたいな思考を追加してもいいのでは、と思いました。

 バットマンファンとしては、今回登場するヴィランの顔ぶれも気になるところでしょう。アーカムシティにおいては、とにかく出し惜しみがなく、もう続編作れないんじゃないのか?というくらい勢揃いしますw
 前回に引き続きジョーカーも登場しますし、ペンギン、トゥーフェイス、Mr.フリーズと主要なヴィランは抑えている感じです。もちろん、あの人も登場するとの噂です。
 今回、メインのヴィランと思われるヒューゴ・ストレンジ教授に関しては、あんまり知らないのですが、彼は、バットマンの正体を知っており、頭脳明晰な人物であるとのことです。強敵であることは言うまでもないでしょう。
 もちろん、マイナーなヴィランも出るので、コアなファンも満足すること間違いなし!……多分(ぁ
 個人的には、ペンギンが良い味を出していたと思いました。どうしてもティム・バートン監督のペンギンが頭から離れませんがw今作では、ギャングのボスっぽくて格好良かったですb一方、トゥーフェイスは、小物臭いというかw

 今作において一つだけ注意点があります。それは、初回購入特典として入っているはずのロビンのコードが無いやん!……ということについてですが、これはお店の人が渡し忘れたわけではなかったようですw
 パッケージの中にクラブワーナーへの加入を催促するチラシ的なものが入っていますが、まず、クラブワーナーに加入し、そのチラシに印字されているシリアルナンバーを入力することで、コードを入手することが出来ます。(登録後に送られてきたメールに載ってます)ロビンの他に、キャットウーマンのも手に入ります。
 よって、ロビンとキャットウーマンのコンテンツについては、うっかりポイントを使ってダウンロードしないようにご注意ください。

 前作のアーカムアサイラムでは、キャラゲー=クソゲーのイメージを払拭し、一定の評価を得られたと思いますが、今作のアーカムシティは、アクションゲームの最高峰と言っても過言ではないくらいの内容になったと言えます。そんな本作は、バットマンファンはもちろんですが、アクションゲーム好きの方にもオススメですb

 それからもう一つ……バットマンのフィギュア付きの限定版は、PS3だけというのは結構ショックでした。欲しかったのですが、PS3持ってないのですよねorz

バットマン アーカムシティバットマン アーカムシティ
(2011/11/23)
Xbox 360

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バットマン アーカムシティ(通常版)バットマン アーカムシティ(通常版)
(2011/11/23)
PlayStation 3

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Author:桜の灯籠
ジャンルでは、RPGやFPSが好物。
シリーズだと『ゼルダの伝説』『ポケモン』『The Elder Scrolls』『Halo』かな。
でも、面白ければ何でもやるぜb

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