戦士ギルドの鬱展開について

 今日もオブリビオンのお話です。

 戦士ギルドのクエストは、殆どが使い走りなので他の組織に比べると魅力は今一つと言えるかもしれません。おまけに戦士ギルドは貧乏なので報酬もしょっぱいwしかも鬱展開もありw
 しかし、この鬱展開が感情を揺さぶる要素であるわけでして、そのおかげで最終決戦が盛り上がるという見方も出来ますし、上手い具合に登場人物が絡んでくるなどシナリオは面白いと言えます。

 戦士ギルドの鬱展開は、終盤のブラックウッド団に潜入するクエストで発生します。流れは大体次の通り。

 プレイヤーは、近年力をつけつつあるブラックウッド団の秘密を探るために、組織に潜入するのですが、そこでウォーターズ・エッジという名の村を襲うゴブリン討伐の任務を与えられます。任務の前にヒストを採る必要がありますが、これがブラックウッド団の力の秘密のようです。
 ちなみに、このウォーターズ・エッジは戦士ギルドのクエストをこなしていれば既に訪れたことのある村でして、ビーン・アメリオンから依頼を受けた場所でもあります。彼女は、父親思いの娘でした。
 ウォーターズ・エッジに到着すると、村はゴブリンだらけ。早速、他の団員と共に討伐を始めますが、ゴブリン達は殆どが無抵抗でして違和感があります。討伐が完了すると、プレイヤーは気を失い、気が付けば仲間の元で目を覚まします。ブラックウッド団の連中のことだから、ゴブリン退治のついでに村を荒らして回っているかもしれない、そんな心配が頭を過り、再びウォーターズ・エッジを訪れてみると……なんと、プレイヤーが討伐したのはゴブリンではなく、村人だったという衝撃的な事実が判明します。中には、ビーン・アメリオンの亡骸も……村には、悲しみに暮れるビーン・アメリオンの父親がいますが、結果的に自分も関わってしまったため、声を掛けることすら出来ません。

 この展開を体験するのは二度目になりますが、やはり鬱になりますね。この展開を避けることは出来ないものかと考えたりはしますが、選択肢は用意されていないようです。
 しかも、結果的にではありますが、プレイヤーの手で村人を殺させるというのがまた残酷です。オブリビオンの主人公は、あくまでもプレイヤー自身であるため、プレイヤーが自責の念に苛まれるという。
 しかし、同時にプレイヤーは、ブラックウッド団に対して強い憤りを感じるようになるはずです。そして、シナリオは、決着を自分の手で付けられるような展開になります。
 ブラックウッド団のアジトに殴り込みに行くとき、扉を蹴飛ばして開ける要素が欲しいと思った人は、僕だけじゃないはずwそして、ブラックウッド団の連中を剣や鈍器で徹底的に叩きのめしたい衝動にも駆られます。結構退屈な展開の多い戦士ギルドですが、最後は大変盛り上がりますね。
 こういうのは、主人公=プレイヤーであるオブリビオンじゃないと体感出来ないと思いますので、ある意味、一番お勧めのクエストかもしれません。

 それから、ブラックウッド団と決着を付けたと思った後に、マグリールが登場するのもなかなか憎い演出だと思います。
 マグリールは、かつて戦士ギルドに所属していた男でしたが、彼には家族がいまして、戦士ギルドから支払われる給料だけでは養うことが出来ないと嘆き、ブラックウッド団に入団した経歴を持ちます。ブラックウッド団が壊滅した今、マグリールは全てを失ったことになり、組織を壊滅させたプレイヤーに戦いを挑んできます。もちろん、マグリール如き相手にもなりませんが、何故こうなってしまったのかと複雑な気持ちになりますね。

 思い返せば、戦士ギルドのシナリオは、お使いばかりと思いきや、その一つ一つに意味があったのではと思うわけです。
 最初は、武器の調達だったりネズミの苦情処理等、なんでこんなことしなきゃならないんだと思うようなクエストばかりでしたし、それなりに本格的な仕事が始まっても報酬はあまり良くありません。仲間の中には、仕事がないと嘆いて酒場で暴れまわって迷惑をかける連中がいたり、マグリールのようにより高い給与を求めてブラックウッド団に入団する者までいます。彼らの後始末を任されたこともありましたし、その時は、ただの使い走りクエストかと思うわけですが、終えた後では、戦士ギルドの現状を知る上では、重要なクエストだったのではないかと思うわけです。
 仕事を横取りするブラックウッド団のせいでこうなったのか、それとも息子を失って弱腰になってしまったギルドマスターの責任なのか……なかなか簡単には片付かないものがありますね。

 戦士ギルドは、鬱展開のせいで、あまり何度もプレイしたいクエストではないと思っていましたが、二度目をプレイすることで新たな魅力に気が付くことが出来、今では、面白いクエストであると思っております。報酬的な点では、あまり旨味はありませんがw

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桜の灯籠

Author:桜の灯籠
ジャンルでは、RPGやFPSが好物。
シリーズだと『ゼルダの伝説』『ポケモン』『The Elder Scrolls』『Halo』かな。
でも、面白ければ何でもやるぜb

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