親しみやすいゲーム機、それがニンテンドースイッチ

 スイッチの発売から一ヶ月以上が経ちましたが、皆さんは、無事に手に入れられたでしょうか?
 というのも、今回の任天堂の新しいゲーム機は、大変人気でして、発売日どころか、予約の段階で既に入手困難な状況であり、しばらく落ち着くと思われた現段階においても、どの店でも品切れの状態……確かに、コンセプトムービーを見た瞬間から流行る予感はしていたのですが、まさかこれ程までに人気が出るとは思いもよりませんでした。しかも、それが全世界でそういう状況なのですから、これは、社会現象すらも超えた、全世界を熱狂させる究極のムーブメント、そう言っても過言じゃない気がします。

 さて、そんな大人気ゲーム機のニンテンドースイッチですが、一体何処に人気の秘密があるのでしょうか?
 それについては、実際に触れたことのある人ならすぐに気が付くと思いますが、プレイスタイルに縛られず、しかも、遊びたいと思ったその時にすぐに遊べる、このフレンドリーな設計こそが人気の秘密ではないのか、僕はそう考えています。

 まず、スイッチは、TVでも遊べますし、3DSのような携帯ゲーム機のように持ち運んで遊ぶことも出来ます。また、ゲームパッドをテーブルの上に置いて遊ぶことも出来ますし、コントローラーを二つに分け、友達と一緒に遊ぶことが出来るのです。また、ゲームの内容によっては、パッドオンリーで遊べるものもあります。
 ちなみに、ドッグ自体は、別売りでもありますので、もし、家にTVが二台ある環境であれば、いちいち配線を繋ぎ直す手間も省けます。

 骨太なゲームであれば、TVの前にどっしりと腰を据えて遊びたいものですが、一方、出掛ける時や、ちょっとゴロゴロしたい時なんかは、中断せざるを得ませんでした。しかし、スイッチならゲームを中断させることなく、持ち運びが出来ますので、続きからプレイすることだって出来ます。
 逆に、TVでゲームを遊ぶ、ということは、人によっては、あまり気軽なものではなく、「よし、ゲームで遊ぶぞ!」くらい構えてしまう人だっていると思われます。忙しい現代人にとっては、じっくりゲームで遊ぶという機会は、失われつつあると言えます。
 しかし、スイッチであれば、ゲームパッドオンリーで遊べますので、ちょっと起動してみようくらいの気軽な気持ちでゲームを始められるのです。ついつい熱中してしまったら、ドッグに差し込んでTVで遊ぶことも出来るわけですね。
 また、現代では、そもそも家にTVを置いていない、という家庭も決して珍しくはないと思いますが、スイッチならTVも必要ないのでそういったプレイヤーにも適応していると言えます。

 今の時代においては、皆で共有するシェアの精神も大切だと言えますが、スイッチは、据え置き機でありながらその点にも見事に対応していると言えます。

 例えば、「俺の持ってるこのゲームで遊ぼうぜ」と、友達の家に行く際も、これまでは、ゲームのソフトをたくさん持って行っていたんじゃないかと思われますが、スイッチ本体にソフトをDLしていれば、パッドだけを持っていき、それをドッグに差し込めば友達の家でも遊べる、というわけです。しかも、セーブデータも自分の奴が使えますので、ちょうどSFCや64時代のあの頃の仕様に近いと言えますね。
 もちろん、TVなんかなくても、パッドを持ち寄ってローカル通信で遊ぶという携帯ゲーム機のような遊び方も出来ますし、今回は、モニターも大きめなので、一つのパッドの画面を皆で共有することも出来るわけです。一方、モニターが大きい分、電車やバスなどでスイッチで遊んでいたら、子供が画面を覗きに来そうですがw

 このように、スイッチは、プレイヤーのあらゆる状況に対応できる他、それを皆と共有できるという点が強みであり、人気の秘密なのではないか、と思います。
 そういったスイッチの利点に魅力を感じ、手に取られた方は、実際にこのゲーム機に触れてみて、次にあることに気が付いたと思います。それは、ゲームを起動し、実際に遊ぶまでの時間が凄く速い、ということです。

 ここ最近のゲーム機で遊んだことがある方ならお分かりいただけると思いますが、新しいゲームを買ってきて、「よし、遊ぶぞ!」と、ゲームを起動してみたら、ハードの立ち上げ時のアップデートが長すぎたり、ようやく終わったと思ったら今度は、ソフトのインストールで数十分、下手したら一時間くらい時間をとられ、「もうええわ……」と気分が萎えてしまった、そんな経験があったんじゃないかと思います。
 昔は、それこそ、カセットを差し込んで電源を入れればすぐにゲームがスタートしましたが、今では、一つのゲームを遊ぶだけでも随分と待たされる時代になってしまいました。
 しかし、スイッチは、ゲーム機の電源を入れてゲームを遊ぶまでの時間がかなり短く、まさに、遊びたいと思ったその時にすぐに遊べる、その気軽さが魅力だと言えます。

 まず、スイッチは、極端な話、箱から取り出したその瞬間に遊べます。そもそもTVに繋ぐ必要がないですし、それは、後からセッティングすればいいわけです。その後、設定やらアップデートを挟みますが、それも一瞬で終わります。インターネットやらニンテンドーアカウントの紐付けなんかも後回しにすれば、もっと早く済むかもしれませんね。
 ゲームを起動した際も、本体へのインストールの必要もありませんし、ディスクではなく、SDカードを採用しているということもあってロードも比較的早いと言えます。
 ちなみに、前回のWiiUは、ゲーム機の電源を入れてからメニュー画面が表示されるまでに時間が掛かる点がデメリットでしたが、スイッチでは、メニュー画面自体かなりシンプルにしているため、電源を入れた瞬間に映ります。

 まさに、64以来のあの気軽さが帰って来たと言えますが、さらにスイッチには、ゲーム起動までの敷居を更に下げる工夫が盛り込まれていたのです。
 TVモードで遊んだ場合、なんと、ゲーム機側の電源を入れるだけで、TV側の電源がオンになり、しかも、入力切替まで自動で行ってくれるのです。「どんな仕組みなんだ」と、とても気になるところですが、まさか、TVリモコンの入力まで必要のない時代が来るとは、夢にも思いませんでしたw
 さらに、ドッグからゲームパッドを取り外した途端、スイッチが自動的に起動するようにもなっています。携帯モードで遊ぶ場合は、スイッチそのものの電源を入れる必要もないわけです。
 そこまでする必要はあるのか?と思ってしまいますが、任天堂としては、ゲーム機に触れて貰う機会を増やすために、ここまでやり切ったのでしょうし、何よりも、遊ぶ側としては、ゲームを起動する煩わしさが全くなく、非常に便利だと言えますね。

 もちろん、Wii以降からずっと続いている、コンパクトな本体もスイッチの魅力でして、小さい故に置く場所にも困らないというのは、意外と重要だったりします。
 ハイスペックマシンとなれば、必然的にバカデカい本体になりがちですが、それだと置く場所に困るばかりか、最悪、ゲームで遊ばない時は、押し入れにしまわなくてはならない、なんて場合もあり得ます。そうなると、ゲームで遊ぶ機会が減って行くのも必然的だと言えますね。
 そういう意味では、スイッチは、コンパクトで置き場所に困らない故に押し入れにしまわれることは、あまりないと思いますし、そもそも携帯ゲーム機みたいに、充電ケーブルに繋いでその辺に放ったらかしにしていても問題ないわけです。

 スイッチは、プレイする場所やスタイルを選ばない上、起動までの敷居が低いなど、常にプレイヤーの身近に感じられるような、フレンドリーなゲーム機であると言えます。この快適さに慣れてしまった人は、恐らく、スイッチでもっとゲームを遊びたい、そんな衝動に駆られているのではないかと思われます。実際、僕も、ゼルダの伝説の他にも、DLタイトルを幾つか買ってしまいましたしw
 かつて、任天堂の社長さんが、ゲーム機というのは、ソフトを買うために仕方がなく買うものだ、とおっしゃったそうですが、確かに、それはその通りだと思いますし、僕もゼルダをプレイしたかったからスイッチを買ったわけです。しかし、スイッチは、ハードそのものにも魅力が感じられますし、それ故に、これからこのゲーム機で色んなゲームを遊べるのだと思うと、必然的にワクワクさせられてしまうものなのです。

 さて、そんなスイッチで発売される今後のタイトルですが、近々、マインクラフトが配信されますし、気になる最新作ARMSの発売もすぐそこまで迫っています。更に夏になれば、みんな大好き、スプラトゥーンの続編が、そして、冬には、ゼルダと並ぶ注目作、マリオオデッセイが発売されます。
 他にもゼノブレイド2、FE無双といったゲーマー向けのタイトルが出ますし、サードパーティー製のソフトでも、前回のダイレクトでは、これまで任天堂のゲーム機では発売されなかったようなタイトルが次々と発表されましたし、開発機の安さと移植の敷居の低さなどからインディーズタイトルも徐々にではありますが動きを見せています。
 携帯ゲーム機はともかく、据え置きから離れていった人は、年々増えて行っていますし、それにつれてゲームの持つ楽しさや面白さといったものを知らない人が増えて来ているのが現状だと思います。しかし、スイッチは、そんな縮小しつつあるゲーム市場を再び盛り上げる勢いと魅力を持っているんじゃないか、僕は、そんな期待を抱いています。もちろん、市場が盛り上がることで、色んなゲームが発売されることがゲーム好きの僕にとっては、一番うれしいことなんですがね。

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Author:桜の灯籠
ジャンルでは、RPGやFPSが好物。
シリーズだと『ゼルダの伝説』『ポケモン』『The Elder Scrolls』『Halo』かな。
でも、面白ければ何でもやるぜb

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