インビジブルキングダム クリア

 本日は、FEifのお話です。
 ネタバレを含みますので、まだ白夜、暗夜、インビジブルキングダムをクリアされておられない方は、ご注意ください。

 次が最終決戦という所で、しばらく放ったらかしにしていたインビジブルキングダムですが、ようやく重い腰を上げてクリアに乗り出しました。で、さっきクリアしたところです(ぁ

 今回のFEifに関しては、いろいろ言われているようですけど、個人的には、凄くのめり込めたし、何よりもキャラクターを成長させる要素が今までで一番、良かったですね。出撃させることはないだろうけど、何か育ててたキャラが結構いたと思いますw 一方、暗夜王国編では、仕様上、育成が困難なんですが、その代わりに、敵の配置やギミックなんかが凄い凝っていて、挑戦し甲斐のあるマップが多かったと思います。それこそ、シリーズファンも納得の出来だったと思います。

 シナリオについても身近な存在だった人々が、実はそれぞれが色んな思いを抱えていて、それが明らかにされていくのが面白い所だと思います。そして、タイトルに『if』と付くように、主人公が選んだルートによって展開が大きく変わる点が本作の最大の特徴だと思うのですが、物語を進めていると、もし、もう一つルートを選んでいたらどうなっていたんだろう、と気になってくるのですよね。ただ、白夜、暗夜、どちらのルートを選んでも後悔は付き纏いますし、それでも自分が信じた道を突き進むこと、その重要性がテーマになっている気がします。もちろん、主人公は、何度もくじけそうになりますが、身近な存在であるアクアと4人の兄妹たちに支えられながら、何とか前に進む姿は、まさに王道のシナリオだと言えます。

 そして、インビジブルキングダムについては、まあ、結果的に一番良い終わり方だと言えますが、だからと言ってこのルートを最初に選んでしまうべきではありません。何故なら、白夜、暗夜、両方のシナリオをクリアして挑むことで、初めて価値の出るルートだからです。それに、いきなりやっても意味分からないことだらけでしょうしw
 白夜と暗夜、どちらのルートでも耐えがたい犠牲が出ますが、だからこそ、インビジブルキングダムで両国の人物たち手を取り、共闘するという展開に感動出来るわけですね。また、白夜、暗夜、共に消えてしまったアクアも唯一生存できるルートでもあります。まあ、個人的には、何よりもこれが嬉しかったかなw
 もちろん、白夜、暗夜のキャラクター同士の支援会話も見どころの一つです。残念ながら、組み合わせは、限られてしまっていますが、その分、会話の内容は、なかなか興味深いものとなっていまして、実は、お互い似た者同士だったりとか、逆に正反対の性格をしていたりとか、それ故に見ていて面白いものばかりでした。

 ただ、インビジブルキングダム自体、シナリオ、マップ共にやや微妙な出来だと言わざるを得ないのも否定できないと思います。シナリオに関しては、確かに序盤から中盤に掛けては、凄くワクワクしながら遊んでいたのですが、透魔王国に入ったあたりから展開が緩やかな印象が否めませんね。それに、暗夜側のキャラクターがあまり目立っていない気もしますw
 マップに関しても、難易度はあまり高くなく、その割にやたらと面倒なものが多く、クリアするのに無駄に時間が掛かるのも問題でしょうか。個人的には、白夜のフリーマップに暗夜の難易度というイメージだったのですが、実際は、白夜の延長線上と言った感じでしょうか。
 まあ、物語の真相に迫るためには、必要なルートではありますし、唯一、白夜、暗夜のキャラが勢揃いするルートでもありますので、プレイする価値は十分にあるのですがね。

 『if』全編で見た場合、本作は、シリーズの中でもかなり熱中出来た作品であり、各キャラクターへの思い入れも深い作品だったと言えますが、一方で、何か足りないという感覚が常に付き纏う点も否めません。
 特に、シナリオ面では、無理して引き延ばしている感じがありまして、特に白夜とインビジブルキングダムでその傾向が見られたと思います。似たような展開(主にノスフェラトゥの軍勢)にもうんざりですしw FEと言えば、一章クリアするごとに問題を解決したり、もしくは、新たな問題が発生したりしてドラマが進展していくものですが、本作では、一気に何章かクリアしないと話があんまり進まないんですよね。しかも、戦闘前後の会話やイベントがあんまり無かったりもしますし。王族の兄妹のやり取りや敵側の思惑なんかも入れたら、この物足りない感じも解消されたかもしれませんね。
 まあ、ある意味、無駄のないシナリオではあるんですが、サイドストーリーのようなものも入れておくと、もっと世界観に深みが出るんじゃないか、そう思うわけですね。

 もし、次回作を出すとすれば、個人的には、この『if』というシステムをもうちょっと掘り下げて欲しいなと思いますね。今作では、ルート選択以外、あまり選択肢が用意されていませんでしたが、問題が発生するごとに、度々プレイヤー自身が決断を下せるようにしても面白いんじゃないかと。それでルートが分岐したり、エンディングの内容が変わったりしたら、何度も遊ぶ楽しさがあると思います。
 また、選択肢については、マスエフェクトやフェイブルのように、パラゴンとレネゲイド、善と悪、のような対極のものにしておけばプレイヤーを思い悩ませることが出来ると思います。一見すると、パラゴン、もしくは、善を選ぶことが正しいと思えますが、例えば暗夜編でもありましたが、自分は、目的のために敵側に取り入っている状況であり、目の前で大勢の市民が虐殺されているものの、もし、ここで助けに向かえば虐殺は止められるものの、目的は果たせなくなる、といった選択肢を迫られた場合、レネゲイド、もしくは、悪に相当する選択肢が、正しいと思える場合もあるわけですね。
 まあ、海外ならともかく、日本では、この手のシステムは、敷居を高めるだけなので、取っ付きにくさがあると思うのですが、そこは、どちらの選択肢が正しいとかではなく、どちらも正しいと思わさせられるような内容にすればいいと思います。

 他には、今作では、子世代がかなり目立たない存在でしたし、このシステム自体、無理やり突っ込んだ感がありますし、そもそも、必要だったのか? といった疑問がありました。確かに、覚醒の設定ならアリなんですが、『if』でやろうとすると、秘境などという世界観に合わない要素を設定しなくてはなりませんし。もちろん、子世代のキャラクターも魅力的なんですが、別に子供として登場させる必要は無かったと思うんですよね。
 なので、次回作では、このシステムは、廃止すべきだと思います。一方、今作では、バディやカップルと言った要素がありましたが、それだけでもキャラクターの育成の幅が十分にありますし、もうそれでいいんじゃないかと。
 また、それに伴って、支援会話についても、選択肢を多くするのではなく、特定の組み合わせのみにして、会話の内容を面白くすることに注力して欲しいかなw まあ、覚醒で選択肢のなさ(特にクロムとスミア)が問題になっていたので、それで増やしたと思うのですが、そのせいであまり中身のない会話があった点も否めませんし。しかも、増やした割に、クリムゾン&リョウマ、アクア&アシュラ、フローラ&ジョーカーといった肝心な組み合わせが無いのも納得出来ません。

 また、今作では、白夜王国という和風テイストを前面に出した国が登場し、ユニットに関しても、忍者や侍といったその世界観に合ったものが登場しました。
 実は、『if』をプレイしたいと思うようになった切っ掛けは、まさに、この白夜王国の世界観でして、実際にプレイした際にも、この和風テイストに凄く魅力を感じたんですよね。
 和風テイストのRPGというのは、日本国内でもかなり珍しく、貴重な存在だと思うのですが、それ故に、この路線を続けていって欲しい、というのはありますね。
 また、僕自身は、どちらかと言えば、白夜贔屓なんですが、それ故に、彼らを使って暗夜マップのような高難易度マップに挑戦したいという思いもあります。まあ、これは、単なるわがままですけどねw

 大体こんな所でしょうか。
 色々言いましたが、それでも本作を凄く楽しんでプレイ出来たのは、紛れもない事実ですし、今後もちょくちょく遊んだりするのかもしれません。それくらいの魅力は備わっていますし、人にもお勧めできる内容だと思います。まあ、暗夜編は、キャラクターの強烈な個性、ダークでシリアスな物語、そして、トラキアに匹敵する難易度の高さから、あんまりお勧めできませんがw
 一方で、ここをこうしたらもっと面白くなるのに・・・・・・といった点もちらほらとあり、それ故に惜しい作品であるのもまた事実だと言えます。まあ、賛否両論になるのも頷けますね。
 とはいえ、今回『if』でやった新たな試みは、プレイしていてその面白さが十分に伝わりましたし、これからのシリーズにも期待したいところです。FEと言えば、新しいシリーズが出るたびに、新しい試みを行うことで新規ユーザーを獲得してきましたが、その挑戦は、これからも続けて行って貰いたいと思いました。まあ、その度に古参エムブレマーから批判の声が上がるわけですがw それでも彼らは、何だかんだ言って遊んでいるみたいですし、要は、理解や慣れの問題なんだと思いますねw

 さて、次回は、『if』をプレイしていて個人的に思い入れのあるキャラクターを紹介していきたいと思います。

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桜の灯籠

Author:桜の灯籠
ジャンルでは、RPGやFPSが好物。
シリーズだと『ゼルダの伝説』『ポケモン』『The Elder Scrolls』『Halo』かな。
でも、面白ければ何でもやるぜb

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