トゥームレイダーの誕生、そして、伝説へ……

 本日の話題は、2013年にリブート作として発売された『Tomb Raider』と、その続編である『Rise of the Tomb Raider』です。

 Tomb Raider自体は、日本での発売日に360版を買っていたのですが、当時、積みゲーがたくさんあったこともあって、結局、遊ばず仕舞いだったんですよねw
 しかし、近々、『Rise of the Tomb Raider』が発売されるということで、急に遊んでみたくなり、完全版であるディフィニティブエディションを購入してしまったのですw

 Tomb Raiderは、非常に評価の高いゲームですし、XboxOneのストアでも評価順だと上位の方に来るほどの名作なのですが、実際に遊んでみると、確かに、これは、凄いゲームだと思える内容でした。
 ジャンルは、アクションアドベンチャーとなっていまして、アクション、謎解き、TPSが合わさったようなものとなっていますが、そのどれもが素晴らしい出来なんですよね。

 アクション部分については、アサシンクリードやアンチャーテッドのように崖を飛び越えたり、壁をよじ登ったり、といったものなんですが、物語が進むにつれ、ピッケルで壁に貼り付けるようになったり、弓を使ってロープを張り、そこを伝って進んだりといったことが出来るようになるんですよね。時には、それらのアクションを組み合わせて先に進む必要があったりするなど、要は、ミスする要素がありまして、単なる移動手段に留まっていない点に好感が持てました。
 また、所々で建物の崩落などの危機的状況から逃れるためのイベントが盛り込まれていまして、こうしたハリウッド的なアクションを体感できる場面も良い刺激だと言えます。スリルがあって楽しい一方、行く先々でやたらと悲惨な目に遭ってしまうララに思わず同情したくなるというw

 謎解きについても凝った仕掛けが盛り込まれていまして、物を動かしたり、仕掛けを起動させたりすることで謎を解いていくことになります。時には、弓などの手持ちの道具を使ったり、近くに落ちている物を利用したりする必要もあります。まあ、ゼルダの伝説みたいな感じなんですが、ゼルダ好きの僕としては、謎を解いている間は、とても楽しい時間を過ごせたと思いますw
 また、寄り道要素として、シークレットトゥームと呼ばれるものがありまして、そこでは、本編と比べて比較的難易度の高いパズルに挑戦することが出来ます。もちろん、クリア時の報酬もたっぷりと貰えますので、是非とも見つけて挑戦したいと思わさせられるものになっていると言えますね。

 TPSの部分は、カバーアクションが存在しないため、正直、オマケ程度にしか考えていなかったのですが、いざ戦闘になると、なかなか本格的な内容であることに驚かされたものです。
 銃声や銃を撃った時の反動もリアリティがありますし、敵に関しても物陰に隠れていたらグレネードを投げてきたり、回り込んで撃ってきたりするなど、中々賢く設定されています。そういうこともあって、銃撃戦も手応えのあるものとなっています。
 また、背後に回ってのステルスキルや弓を使って目標を静かに沈黙させたりといったことももちろん可能になっています。

 ゲームとしても面白いのですが、ドラマとしても見所が多く、ララ自身が成長していく姿や、生存者たちとのやり取りなどは、とても興味深い内容になっていると言えます。また、今回の物語がララの最初の冒険ということもあって、序盤の方は、それこそ弱音ばかりを吐くか弱い女の子って感じですが、数々の修羅場を潜り抜けたためか、終盤の方では、敵から恐れられる存在となり、しかも、建物のあちこちを破壊しまくる危険な女性と化しますw

 ちなみに、Tomb Raiderの舞台は、日本の文化をモチーフとした邪馬台国となっていまして、木造建築や仏像といった日本っぽい要素があちこちに散りばめられています。まあ、我々日本人からしてみれば、やはりどこかズレている感は否めませんが、一昔前の勘違いした日本文化のような失笑モノではなく、東洋独自の神秘的な世界観が描かれており、むしろ、魅力的な舞台に仕上がっていると言えます。まあ、終盤のアレだけは、どうしても滑稽に見えてしまいますがw
 また、邪馬台国には、謎が満ちていまして、近づく船は座礁し、飛行機も雷によって墜落するなど、誰もこの島の外に出ることが出来ないのです。この島には、何か隠された秘密があるとララは考えますが……物語が進むにつれ、こうした謎が解き明かされていくなど、先が気になる内容となっています。

 リブートを果たした新生Tomb Raiderは、革新的なゲームではなく、むしろ、何処かで見覚えのある内容ばかりなのですが、そのどれもが良く作り込まれていまして、作品全体の完成度の高さ故に高評価を得ていると言えます。一度クリアするだけでもプレイヤーの印象に残るような素晴らしい体験が待っていますので、是非、遊んでみて貰いたいところです。

 そして、待望の続編、『Rise of the Tomb Raider』については、基本的には、前作をベースとしているのですが、前作の問題点を解消し、アクション、謎解き、TPSの要素を更に強化した内容となっています。
 もちろん、ララ自身もパワーアップしていまして、序盤で武装集団に囲まれた際も、冷静かつ大胆な手段で危機を切り抜けるなど、既に戦士としての貫禄が出ていますw そして、相変わらず物を破壊しまくりますw

 アクション面では、ロープを付けた斧を投げ、スイングアクションで崖の向こうに渡ったり、弓を突き刺して壁をよじ登ったり、といったことが出来るようになり、よりアクションの幅が広がったと言えます。
 また、前回は、曖昧な領域だったステルスアクションとしての要素も加わり、頭上から強襲を仕掛けたり、草むらの中に身を隠したり、水中に逃げ込んだり、といったことも出来るようになりました。
 謎解きについては、前作のシークレットトゥームと比べても仕掛けの内容がより大規模なものとなり、より挑戦し甲斐のある内容になっていると言えます。更に、クリア後の報酬が良くなっていまして、経験値だけでなく、スキルが習得できるようになりました。
 TPS面についても、同じライフルのカテゴリーでも4種類ほどに増えていたりしていますし、弓矢に毒、グレネード、炎といったものを付加して発射することも可能になりました。今回は、弓が結構強いんで、これで、グリーンアローごっこが出来ますね(

 また、オープンワールドとしての要素が強まり、そこを拠点に探索を進めてアイテムを集めたり、住人からの依頼でサブミッションをこなしたりといった要素も追加されました。
 前作は、どうしてもただ広いだけって印象でしたが、今作におけるアイテム集めは、単に経験値が得られるだけでなく、武器を強化するための素材や、物々交換のためのコインなど、ゲームを進めるのが有利になる物が手に入るので、探索のし甲斐があるんですよね。また、素材集めには、狩りも重要な要素となっていまして、シカや狼といった前作でも登場した動物はもちろん、今作では、山猫やクマといった肉食獣も登場します。こいつらは、恐らく、作中最強の生物ですので、自分が狩られてしまう場合も。

 前作も素晴らしい内容だったのですが、『Rise of the Tomb Raider』になって、更にグレードアップしているように思えました。ただ、良くも悪くも前作の延長なので、革新的な内容を求めていたのであれば、そういうのはあまり期待できないと言えます。ですが、前作をプレイしてみて、これは、凄く面白いゲームだ!と思えたのであれば、本作も同様にあなたにとって素晴らしいゲームとなるはずです。まあ、強いて問題点を挙げるとすれば、現在、日本では、あまり普及していないXboxOneでしか遊べないということですが(ぁ

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Author:桜の灯籠
ジャンルでは、RPGやFPSが好物。
シリーズだと『ゼルダの伝説』『ポケモン』『The Elder Scrolls』『Halo』かな。
でも、面白ければ何でもやるぜb

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