ブラッドボーン、待望の追加コンテンツ『The Old Hunters』

 今日の話題は、ブラッドボーンの追加DLC、『The Old Hunters』です。

 配信されたのは、去年の11月24日なので、若干今更感があるかもしれませんがw キャラクターを一から作り直して始めた分、DLCの内容に至るまでに時間が掛かってしまったわけです(ぁ
 ちなみに、何故キャラクターを作り直したのかというと、まず、一つ目は、出来れば一週目の段階で挑戦したかったことでしょうか。二週目だと一週目に比べて難易度も変わってきますし、敵がタフ過ぎるんで最初の挑戦は、一週目のデータで行いたかったわけですね。
 次に、DLCを導入することで、待望の日本語吹き替え版を楽しむことが出来まして、これが目当てだったわけです。声優陣も秋元洋介さん、藤原啓治さん、立木文彦さんと豪華な顔ぶれです。(というか、声優さんあんまり知らないんで、この三人くらいしか分からないというw) ドラゴンズドグマなんかも音声が日本語になっただけで随分と雰囲気が変わりましたし、それは、ブラッドボーンでも言えることでした。まあ、気分転換には丁度良かったわけですね。
 ちなみに、人形の声優さんは、早見沙織さんという方のようですが、人形の特徴を良く捉えた名演技だと思います。人形って見た目は大人の女性なんですが、その中にあどけなさというかたどたどしさがあるイメージなんですよね。もちろん、英語版の声優さんもそこを良く捉えておられるわけですが、日本語版もしっくりくると思いますよ。また、早見沙織さんは、人形とは正反対の勇ましい女性キャラも演じられているなど、演技の幅が広い人だなと感心させられました。ちなみに、誰かは、若干ネタバレになるんで言いませんがw
 もちろん、女医ヨセフカの声優さんも違った二人が演じられているようです。え?何のことだって? 詳しくは、スタッフロールをチェックだb(ぁ

 さて、The Old Huntersの内容についてですが、これについて触れる前に、まずは、本編に関するファンの間で上がっていた問題点を挙げたいと思います。
 それは、全体のボリューム不足についてです。

 ブラッドボーンは、これまでのソウルシリーズの遺伝子を引き継ぐ作品ではありますが、よりアクションに特化した内容となっており、武器に関しても、剣や盾ではなく、銃と変形する武器、所謂『仕掛け武器』を使った物となっています。この仕掛け武器は、変形前と変形後では、その性能が大きく違っていまして、例えば、ノコギリ鉈は、変形前は、振りが速く、隙も少ない、といった特徴を持っていますが、変形後は、リーチが伸び、上下の範囲にも攻撃が届くようになる、といった具合ですね。他には、変形はしないものの、属性をエンチャントしたり、自らの体力と引き換えにダメージが向上する、といった特殊な効果を持つ仕掛け武器もあります。
 これらの武器は、見た目の格好良さは勿論のこと、アクションの幅が広がり、変形前と後を上手く使い分けることが、本作品の攻略のキモだと言えます。良く出来たシステムだと思います。

 しかし、この仕掛け武器に関しては、一つ一つに大きな特徴があって全く違う操作感が楽しめる一方、その数の少なさが指摘されてきました。確かに、これまでのソウルシリーズと比べると、武器の種類は随分と物足りないと言わざるを得ません。もっとも、その分、アクションの幅や武器が持つ個性については、確実にソウルシリーズのものよりも増しているわけですが、欲を言えば、もっとたくさんの武器が欲しかったと思われた方が多かったのでしょう。
 また、殆どの武器の入手が物語中盤以降というのも痛手でした。確かに、周回プレイを前提とするのであれば、二週目、三週目は、違った武器で楽しめるわけですが、もし、新たなキャラクターを作ってプレイを始めようとなると、結局は、最初に手に入る三つの武器のどれかを使い続けるのではないか、と思うわけです。このため、よほどのことがない限り、新たにキャラクターを作ってプレイしよう、等とは思えないわけですね。

 物語のボリュームについても、ダークソウルシリーズに比べると、随分と短く、下手したら、デモンズソウルよりも短いかもしれない、というくらいにあっという間にクリアできてしまいます。
 ただし、個人的には、ダークソウルが長すぎるだけで、ブラッドボーンくらいが丁度良く感じますし、その分、ダンジョンを攻略する体験が濃厚なものであれば、それで良しと考えています。ブラッドボーンは、仕掛けや演出面でもデモンズソウルの頃のような素晴らしいものが幾つかありましたし、全体的には、攻略し甲斐のある内容になっていると感じます。(まあ、禁域の森や悪夢の辺境のように、訪れるたびに気分が鬱になるようなダンジョンもありますがねw)
 とは言え、ブラッドボーンが魅力的なゲームであるだけに、もうちょっと遊びたいと思われる方も多かったのは事実でしょう。そう言った方のために聖杯ダンジョンというエンドコンテンツがありましたが、プレイヤーの期待に応えられる内容であったかと言われれば、ちょっと違っているかもしれません。もちろん、自動生成ダンジョンやハック&スラッシュ系のゲームが好きな方であれば、あれはあれで楽しめたと思いますが、やはり、多くの方が本編のような体験を期待しているのではないでしょうか?

 ブラッドボーンが優れたゲームであることは、確かだと思うわけですが、それ故にボリューム不足に感じられるところがありまして、本音を言えば、もっと多くの武器や手応えのあるダンジョンが欲しい、と思っていたのですよね。そこへ来たのが追加DLC『The Old Hunters』というわけです。新しい仕掛け武器や手強いボスとの戦いなど、期待は膨らむばかりですが、一方で、ボリュームがどれくらいなのか?といった不安も少なからずありました。

 The Old Huntersでは、悪夢の世界を舞台に古い狩人たちの物語が展開される、という内容になっています。全部で三つのエリアがありまして、それぞれのボリュームは、本編における一つのダンジョンに匹敵するものでして、どれもが攻略や探索のし甲斐があるものとなっています。

 最初に訪れる狩人の悪夢では、異様な世界であるものの、何処かで見覚えのある場所が見られたりするダンジョンだと言えます。また、そこでは、見慣れない武器を持った狩人たちが襲ってくるのですが、なんと、こいつ等は、ただの雑魚に過ぎないというあまりにも絶望的な状況だったりしますw もちろん、対処法さえ分かれば、太刀打ちできる相手ですが、序盤の方から殺しに掛かってくるなど、やはり一筋縄ではいかない難易度のようです。
 また、敵が手強いだけでなく、狡猾な罠も多数仕掛けられているため、油断すると一瞬で狩人の夢送りという難易度の高さだと言えます。一方で、何度もチャレンジすることで攻略法を見出すことが出来るようになる辺りは、本編同様だと言えます。
 ちなみに、DLCのダンジョンは、訪れるだけなら教区長エミーリアを倒した後に行けますが、難易度は、本編のものより高いため、終盤辺りで訪れることをお勧めします。

 ダンジョンを探索する際の醍醐味と言えば、やはり、アイテムの存在でしょうか。DLCのダンジョンでは、本編にはなかった新しい仕掛け武器、防具、秘儀、そしてカレル文字が登場します。
 武器は、全てで11種類と盛り沢山ですし、鞭のようにしなる伸縮自在の剣『獣肉断ち』、獣の肉を容赦なく引き裂く『回転ノコギリ』、そして、近接、遠距離の両方のレンジに対応できる武器『シモンの弓剣』など、どれも個性的なものばかりです。他には、フロムソフトウェアの作品でお馴染みのあの大剣も登場しますし、上位者となった狩人のみが使用できる、奇妙な武器も登場します。
 本編の武器と合わせると、全部で26種類となり、これだけあると、武器の数が足りないとはさすがに言えませんし、むしろ、どれを使うか迷うところです。ただ、問題は、入手自体がどれも遅いため、やはり、周回プレイ前提な点は否めませんが……それでも、これだけ多くの選択肢があるとなると、本編はもちろん、DLCのダンジョンの周回プレイも楽しいものになりそうですね。

 ちなみに、5種類と数は多くありませんが、獣狩りの銃器も追加されています。特に、古狩人デュラでお馴染みのあの武器が使えるようになるのは、ファンサービスだと言えますねw 他には、早くダークソウル3をプレイしたいという方向け(?)に、美しい装飾が施された盾も用意されています。残念ながら、獣の攻撃は、盾などで防げるものではないらしく、物理攻撃への防御能力に関しては、実用性には程遠いですがw

 タイトルが、The Old Huntersというだけあって、本コンテンツにも狩人たちが登場するのですが、彼らにまつわるイベントも必見だと言えます。味方として協力してくれる者もいますが、大半は、秘密を暴こうとする狩人を始末するために、あの手この手を使って襲い掛かってきます。そういった狩人たちとの戦いも本コンテンツの魅力だと言えますね。
 個人的に印象に残ったのは、狩人ブラドーでしょうか。もし、何処かで鐘の音を聞いたなら、辺りを警戒しなくてはなりません。何故なら、それは、ブラドーの狩りが始まる合図だからです。
 もちろん、彼ら一人一人にもバックグラウンドがあり、多くは語られませんが、彼らとのやり取りや、彼らにまつわるアイテムの説明文から、想像して楽しむのも本コンテンツの楽しみ方の一つだと言えます。そこから、本編で語られなかった謎が解き明かされることもあるかもしれません。The Old Huntersは、ある意味、探究の物語とも言えるのです。

 さて、ブラッドボーンと言えば、手に汗握るボス戦も魅力の一つでして、本編でもガスコイン神父、教区長エミーリア、そして、星の娘エーブリエタースのような、手応えのあるボスが登場しました。
 DLCにおけるボス戦は、そんな彼らと同等、あるいは、それ以上の強さを誇っています。攻撃パターンは実に様々でして、そのどれもが死に繋がるような厄介な攻撃ばかりだと言えます。初めのうちは、あまりの強さに心が折れそうになるかもしれませんが、しっかりと見極めれば回避できるようになっていますし、そうすれば、おのずと隙が見えてくるはずです。そして、苦戦の末に勝利を勝ち取った時、何物にも代えがたい達成感が得られるでしょう。こうしたトライ&エラーを繰り返し、腕前を上げていくというアクションゲームならではの醍醐味が堪能できるのも、手強いボスが居てこそだと思いますし、そういった体験が出来るのも、ブラッドボーンの魅力だと言えますね。
 まあ、一方で不満がないわけでもなく、確かにDLCのボスは、どれも手応えのある戦いが楽しめるのですが、武器を強化し、レベルを十分に上げていてもタフに感じられるくらいHPが多いんですよねw 殆どのボスが本編のラスボスよりもタフですし。なので長期戦になりやすいため、血晶石による火力の補強は、欠かせないと言えます。

 ブラッドボーン自体、従来のソウルシリーズと比べてもアクションゲーム寄りの調整のため、この手のジャンルが苦手な人にとっては、敷居が高い内容だと言えます。それ故に、投げ出した方もいらっしゃるかもしれません。
 一応、救済措置として、オンラインに繋いでいれば、協力者を呼んで協力してもらうことが出来ますが、一方で、侵入者を招くリスクもあるため、気軽に、というわけにはいきませんでした。
 これは、DLCの内容ではなく、正確には、アップデートによる追加要素なのですが、オフラインの状態であってもNPCを召喚することで一緒に戦って貰うことが出来るようになりました。また、禁域の森に登場するようになったヴァルトールさんに話しかけると、連盟に加わることが出来まして、その際に貰えるカレル文字『淀み』を装着することで、連盟員を召喚することも可能になります。
 もし、攻略に行き詰った場合は、彼らの力を借りるのも一つの手だと言えますし、周回プレイをサクサク進めたいという方にも助かる要素だと言えますね。

 The Old Huntersは、単なる追加ダンジョンのような独立したコンテンツなどではなく、本編でのゲームプレイにも新鮮味を与える要素でもあるため、ブラッドボーンをより楽しむためには、是非、導入したいところです。もちろん、The Old Huntersのボリュームに関しても、一つ一つのダンジョンが攻略し甲斐があり、罠や仕掛けも豊富ですし、イベントも用意されているため、とても満足できる内容になっていると言えました。それと同時に、僕自身、やっぱりブラッドボーン好きだなぁ、等と思ったりもするわけですがw やはり、こうなってくると『2』やデモンズソウルとダークソウルのような精神的な続編なんかにも期待したいところですね。

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Author:桜の灯籠
ジャンルでは、RPGやFPSが好物。
シリーズだと『ゼルダの伝説』『ポケモン』『The Elder Scrolls』『Halo』かな。
でも、面白ければ何でもやるぜb

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