3DSが値下げ……これは痛い

 本日の話題はタイトル通りです。
 3DSの価格が、2500円から1500円と随分とリーズナブルな値段にまで落ちました。まだ一年も経ってないのに10000円も落とすとは、異例の事態なのではないかと思うわけですが、既に購入した身としては、ふざけるなってのが正直な感想です。さすがに10000の差はデカイ。しかも、短期間でこの価格差ってのは、損した気にしかなれないです。

 任天堂は、既に購入された方へのお詫びということで、合計10本のタイトル(そのうちいくつかは、今後とも配信予定のないソフト)を無料で提供するという措置を取りました。全て合わせて一応は、1万円以上の価値があるとは言えますが、人によっては興味のないタイトルもあるでしょうし、それが全部だったら最悪。また、僕自身は、配信されるタイトルのほぼ全てをプレイ済みなんで、ハッキリ言ってそんなことされても、といった感じです。
 何もしないよりはマシですし、一応、任天堂も、そのような対応だけでは不十分かもしれないと詫びてはいるのですが、果たして、今回の値下げを大目に見てくれるユーザーはどれくらいいるのでしょうか?
 逆に、未購入の方には、嬉しい知らせなのかもしれませんが、それを素直に喜ばれると腹が立つ。既に購入済みの方がショックを受けておられることを考えない奴は、無神経としか思えない。未購入で、かつ購入予定の方は、その辺り、気を使って頂きたいと思います。

 文句を言うのはこれくらいにして、何故このような決断を下したのか、考えてみることにしました。
 公式サイトの文章から察するに、まあ、誰でも分かることかもしれませんが、3DSが思った以上に普及しなかったため、思い切った値下げに踏み切ったのだと思います。値段の高さも散々言われてましたし、確かに25000円は、手が出しにくいかと。冷静に考えれば、この価格でWiiやXbox360が買えるわけですからね。また、ソフトもあまり魅力的なものが揃ってないのも難点。あったとしても、その殆どがリメイク作という状況ですし、これじゃあ苦戦するわなって感じですね。

 ちなみに、3DSが普及していないとどんな問題が生じるかと言えば、サードパーティーが付かなくなることが考えられます。今、ゲームは全く売れない時代ですし、売れ行きの悪いハード向けにわざわざ開発する余裕もないでしょうしね。
 一見、任天堂の都合だけのように思えますが、単純にソフトが充実しない結果になるので、ユーザーにとっても不利益な結果となるわけです。別に任天堂のゲームだけでいいんだという方は、問題ないと思われますが、様々なゲームをプレイされる方は、さすがに任天堂のソフトだけでいいだなんて思わないでしょう。各社にはそれぞれ特色があって、それゆえに様々なゲームが存在するわけですから、サードパーティーが付くことによって、結果的にソフトが充実するわけです。ここで言うソフトの充実というのは、単純な本数ではなく、ジャンル数といったところでしょうか。

 Wiiを例に挙げてみましょう。このハードは確かによく売れたのですが、サードパーティーのタイトルがかなり少なく、今となっては任天堂専用機となりつつありますし、その結果、勢いも落ちつつあります。もちろん、名作も多々あるのですが、それでもソフトが充実しているとは言えません。少なくとも、よくゲームをプレイされる方にとっては、ハードの性能に関係なく、魅力的なハードであるとは言い難いでしょう。コアなゲーマーは、PS3かXbox360でゲームをプレイしているというのが現状でしょうしね。

 任天堂は、こうした状況を問題と捉えており、サードパーティーの獲得に奮闘しているのだと思います。そのためには、3DSをより多く普及させなくてはなりません。少なくとも、DS時代の時は、ハードが爆発的に普及したこともあって、ソフトもなかなか充実していましたし、サードパーティーのソフトでも魅力的なものは何本も存在しました。
 3DSの価格を15000円に下げることでハードが普及し、その結果としてソフトが充実してくるのであれば、今回の値下げに憤慨するべきではないのかもしれません。
 一応、僕は昔からの付き合いもあって任天堂のファンでもありますので、ここは冷静になって今回の決断を許容し、これからの任天堂を温かく見守るべきなのでしょう。

 ところで、携帯ゲーム機で無敗伝説を誇る任天堂が明らかに焦っているとしか思えない今回の決断ですが、彼らは何に危機感を抱いているのでしょうか。そう、ライバル機の存在があるからこそです。その一つとして挙げられるのがPSVでしょうか。
 PSVは、3DS以上のスペックを持ちながら3DSと同程度の価格で販売するそうですが、これに危機感を覚えたのかもしれません。もっとも、PSPの段階で苦戦を強いられましたし、よほどの魅力がない限り、ユーザーの獲得にかなり苦戦する気がするのですが。
 また、日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、海外では、DSやPSPのような携帯ゲームではなく、iPhoneなどでゲームをプレイするのが主流になっているらしく、それが3DSの売り上げにも影響が出始めているのかもしれません。どちらかと言えば、これらのスマートフォンと戦うことになるのは、3DSよりもPSVの方になるのでしょうけど、全く影響がないわけでもないので、任天堂も意識しているのかもしれません。

 言えることがあるとすれば、任天堂は何かしらの状況に危機感を覚え、思い切った値下げに踏み切ったのだと思います。彼らはそれだけ追い詰められていたというわけです。
 まあ、値下げに踏み切らなかった場合、任天堂が崩壊する結果になっていたかもしれません。(大袈裟ではありますがw)それはとても寂しいことなので、今回の値下げに関しては大目に見ることにしたいと思います。

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Author:桜の灯籠
ジャンルでは、RPGやFPSが好物。
シリーズだと『ゼルダの伝説』『ポケモン』『The Elder Scrolls』『Halo』かな。
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