恋愛経験がなかったとしても、論ずることは誰にでも可能だ

 気持ちが少しでも楽になるようにと、しばらくはこのカテゴリの記事ばかりを書くかと思いますが、愚痴ばっかりではつまらないかと思いますので、今日は、前回、少し触れた『恋愛』をテーマにした内容にしたいと思います。

 世の中に出ている物語の大半に含まれているのが恋愛の要素だと思うのですが、殆どの方の関心ごとであるため、シナリオが面白くなるのか、そうでないのかの明暗を分ける、非常に重要な要素だと言えます。
 物語における恋愛要素については、どういった展開が存在するのか、いくつか考えてみることにします。

 出会いは最悪。その後、お互いに喧嘩を繰り返しつつも次第にお互いを理解していき、最終的にうまくいく……まあ、この流れはラブコメの王道でもあると思いますがwかつ、ヒロインがツンデレならなお良いと言ったところでしょうか。在り来たりではありますが、起伏もちゃんとあるので、読者を飽きさせない流れになっているかと思われます。
 お互いの距離が縮んだかと思いきやあることが切っ掛けで離れたり、といった流れで読者をじらすのもいいでしょうし、二人の間に三人目を投下すれば面白いことになるかもしれません。
 また、お互いを理解しあうことで仲良くなっていく、といった点がポイントでして、それぞれの過去や夢、そんな要素を挿入しやすく、それぞれのキャラをより引き立て易くもなります。そのため、大変使いやすい展開の一つなのではないかと思われます。
 しかし、在り来たりである点は否定出来ません。王道が嫌なのであれば、一工夫する必要があるでしょう。もしくは、別の手法を使うしかありません。

 恋は最初から順調な場合もあり得ます。面白くない?そんなことはありません。その後、どう展開させるかによって、大変面白いことになる可能性もあるのです。
 ロミオとジュリエットが最初から上手くいっていたかは知りませんが、彼らは両思いであったにもかかわらず、家柄が敵対しているという理由だけで結局結ばれること無く物語は終わってしまいます。まあ、天国で結ばれましたとかそんなこと言われても、めでたしめでたしと思う人はいないでしょう。
 お互いが両思いであったとしても、お互いの間に何らかの障害があり、それが原因で結ばれないという設定は、なんとももどかしいですよね。これは、読者の心理を強く揺さぶる要素だと言えます。最終的にどうなるのか、全く分からないからです。ロミオとジュリエット的に終わってしまえば悲劇ですし、逆にハッピーエンドなら感動も大きいでしょう。
 二人の間に置く障害としては、身分の違い、敵同士である、SF的には、片方が異性人で片方が地球人なんてのも面白いかもしれません。お互いに愛し合っていても、男女が別れなくてはならない理由なんてものはいくらでもあります。シンプルに行くなら、身分の違い等が最も設定し易いと思われますが、複雑な事情であればあるほど、レベルの高い小説であると評価されることでしょう。
 ただし、この手法を使う場合、どうしても男女の関係が中心になりやすい点に注意しなくてはなりません。酷い場合は、読者に見限られ「お前ら勝手にやっていろ」となる可能性もあるため、やり過ぎないように抑え気味に書いた方が、作品としては上手く行くかもしれません。

 最近では、男、もしくは女の願望(ある意味欲望?)を見事に突いた恋愛ものなんてのもあります。例えば、自分は冴えない男で、かつ女にモテないダメ男。しかし、ある日のこと、突然、目の前に筆舌しがたいほどの美少女が現れ、急接近してきたとしよう。美少女に抱きつかれたり、キスされたり、告白されたり……もしそんな夢のような出来事が起きたら嬉しいですよね。まあ、現実だとほぼ確実に詐欺なんで気をつけましょうwモテない奴が何の努力もなしに、急にモテるわけがないんです。
 ハーレムなんてのも男の願望でしょう。たくさんの女の子に囲まれたらそりゃもう嬉しいでしょう。女の人の心理はよく分かりませんが、まあ、いくつかの作品の傾向を見ている限り、恐らく、彼女達も、イケメン達に囲まれるのが夢なんでしょうw
 他には、あまり詳しく知らない作品なのでタイトルは伏せておきますが、自分の妹が実はアニヲタ(だったかな?)だった、なんて設定も人によっては受けるのでしょう。妹なんてのは、居る人の大半は可愛くないと口を揃えて言いますが、まあ、自分の趣味を馬鹿にされたり、情けない男呼ばわりされたら、そりゃ可愛くないわなと。ところが、自分の趣味に理解を示してくれたら、ずっと印象が変わるはずです。もしかしたら、うっかりと妹に恋してしまうかもしれませんねwまあ、現実ではそんなことはないのでしょうけど、そういった理想を描けるのが小説というわけです。
 読者の願望を見事に突いた作品というのは、上手くいけば共感を得やすいと思いますし、そうなれば話題作にもなりやすいとは思います。ですが、物語としては、チープな感じになる点は否定出来ません。何せ起伏が殆どないのですから。

 男女関係には、ここではとても書けないようなものだって存在します。それは、お昼のドラマ、古い時代劇、なんかでよく見かけるような陰湿なものですが、僕自身はかなり苦手なんで、出来れば使いたくない手法だと言えます。なので、例は書かないことにします。てか書きたくもないw
 ですが、こうした普段、誰も触れないような、もしくは触れなくない男女関係というのは、非常にショッキングなものであるため、読者の心を最も強く揺さぶる手法だと言えます。確実に印象に残すことが出来るはずです。しかし、同時に読者の気分を確実に害するため、出来れば手に出さない方がいいでしょう。
 しかし、こうした男女関係が現実にある以上、それを隠し通すことは出来ません。世の中の全てが光で満ちているのではなく、同時に影も存在するわけですから、歪んだ男女関係を描いた作品も必要となるわけです。
 恐らく、この手法を使えば、最もショッキングでかつ深みのあるドラマを生み出せると思いますが、書く方としても、なかなか勇気がいるんじゃないでしょうか。もちろん、チープな感じに仕上がってしまえば台無しになってしまうので、人の影の部分をしっかりと理解している大人でないと書くのは難しいでしょう。少なくとも、僕には無理ですwってか嫌ですw

 恋愛が今回のテーマのはずなのにやや脱線した感がありますがw
 最後は、こうした恋愛要素の締めについて考えたいと思います。

 二人は結ばれてめでたしめでたし……そこまでの道のりがハラハラさせられるものであれば、読者も一安心ですね。しかし、安心した読者は、ほぼ間違いなく別の作品に移ってしまうと思われます。もし、続編を書くとしても、果たして、ラブラブな二人を見ていて楽しいでしょうか?まあ、全くつまらないことはないかもしれませんが、少なくとも、結ばれる以前の方が楽しいと思うことでしょう。なので、この結末にする場合は、物語を完結させなくてはなりません。
 しかし、この結末を使った後、続編を書く方法もあります。主人公の子供達を活躍させるというのが一つの方法ですが、もう一つは、結ばれた後、二人の間に何らかのトラブルが発生する展開にすることです。この場合、ダーク路線になりやすいかと思われますが、まあ、それもありだと思います。逆に、トラブルが発生したにもかかわらず、上手く解決してしまった場合……結末や書き方によっては、読者が呆れてしまうんじゃないかとw「なんやねん、お前ら、結局仲直りかい。もう勝手にやってろ」と。

 何らかの理由で結局別れてしまった、もしくは、結ばれることがなかった、という展開は、多くの読者をがっかりさせてしまうでしょうが、少なくとも、読者の中に何かしらのしこりが残るので、読み終えた後もその作品のことばかり考えるようになるかと思われます。つまり、自分の作品を印象付けたいと思うのであれば、この手法は有効だと言えます。
 しかし、現代日本人は、学生も社会人も皆が忙しく、毎日悩みと時間に追われている状況だと思います。そんな中、余裕のない人ほど小説のことで悩みたくはないでしょうw読者のことを考えてあげるなら、少なくとも、この手の終わり方は控え目の方が好ましいかもしれません。
 どうしてもそういう終わり方しかあり得ない、というのであれば仕方がありませんし、上手くフォローすることで、バッドエンドであったとしても、読者を納得させることが出来るはずです。そこは、作者の腕の見せ所だと言えます。

 三つ目は、曖昧に終わらせること。そう言うと逃げみたいに聞こえてしまいますが、終わり方としては無難ですし、読者をほどよく期待させる効果も見込めるので、意外と一番いい結末かもしれません。
 それに、男女関係で一番楽しいのは、やはり恋人同士でいる状態でしょうか。それを保てるという点でも魅力的だと言えます。もちろん、続編も書きやすいですね。
 まあ、あまり長引かせすぎると読者に「もう、どうでもええわ!」と突っ込まれてしまうので、どこかで区切りをつける必要性はありそうです。最後の最後まで曖昧というのも十分アリだと思いますが、ファンサービスということで二人は結ばれましたといった結末でもいいでしょう。逆に、破局を選択するのは最悪です。ここまで引っ張っておいて結局別れる……もう、これは読者を舐めているとしか思えません。引っ張った場合は、なるべく、この結末は避けた方がいいでしょう。

 まあ、とりあえずはこんなところでしょうか。突き詰めていけば、更に詳しく書けそうな気がしますが、そうなるとどれだけの文章量になるのだろうかw少なくとも、ブログには収まりきりそうにないので、この辺りで切り上げることにします。

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

恋愛で悩んだり傷ついてしまうアナタへ

男性とお付き合いしても、振られてしまったり、長く続かないのは、「彼を手に入れること」と「彼の愛を手に入れること」の違いに気づけていない状態なのです! あなたに必要なことは、とてもシンプルです。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

桜の灯籠

Author:桜の灯籠
ジャンルでは、RPGやFPSが好物。
シリーズだと『ゼルダの伝説』『ポケモン』『The Elder Scrolls』『Halo』かな。
でも、面白ければ何でもやるぜb

最新記事
カテゴリ
FEH (3)
最新コメント
リンク
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる