創作活動にストレスは付き物

 前回の続きです。

 今の自分の気持ちを分析した所、気分が沈んでいるというよりは、物凄くイライラする、というのが正解でしょうか。サンドバックがあったらボコボコに、瓦があったら割りたい気分です。
 小説ってのは、自分の考え、大袈裟に言えば全てが詰まったものなのですから、それを否定されることほどショックなことはありませんし、否定のされ方次第では、物凄いストレスになるわけです。

 僕自身が今回送った小説は、どちらかと言えばシリアスタッチで描かれたもので、内容も結構硬派なものなので、ライトノベルの中では珍しいタイプだと思います。
 最近は、学園もの、美少女、恋愛要素、突拍子の無い展開や設定、あとは、感動できるシナリオがあれば、大抵は読者受けするのだと思います。まあ、受けていなくてもそういったライトノベルばっかりな気がするわけです。読者の好みなんて千差万別ですし、それは今の時代、強く言えることなので、僕の書いた小説のようなちょっと重くてアダルトな感じの作品を求めている読者もいるかもしれない。なので、様々なタイプのライトノベルが存在する出版社、もしくはそういったものを求めている出版社に投稿すれば、もしかしたら受け入れてくれるかもしれない、そう思ったわけです。
 結果、一次選考も通過できずに落選ということになってしまいましたが、その理由が僕の書いた小説が未熟で面白くない、というのであれば納得できます。ですが、もし、ライトノベルと言えば、上記のような条件を満たしたもの、もしくはそれに近いものであるべきだと判断されて切り捨てられたのであれば、それは物凄く腹立たしいことだと言えます。
 真相は分かりません。コメントでも貰えれば納得出来たのかもしれませんが、それすらも貰えないため、自分の実力を責めて落ち込んだり、審査員の連中は理解に乏しいんじゃないかと憤慨したり……その繰り返しです。
 まあ、コメントが貰えないことは、既に出版社側から通達していることなのですが、たったそれだけのことが、まさか、ここまで自分にストレスを与えるとは思ってもいませんでした。

 このイライラする感情は、すぐに解消出来るものではありませんが、少なくとも、今の自分に出来ることは、次に向けて何をするのかを考え、それを実行に移すこと。
 他の出版社にも目を向けてみたところ、締め切りが10月という所がありまして、次はここに挑戦しようと思いました。前回挑戦した出版社は、応募数5000以上と凄まじい数だったのですが(そう考えたら、一次選考通過(約500人)出来ただけでも相当凄いかもしれません)、この出版社は今回は700人程度と意外と少なく、こちらの方が可能性があると言えます。更に、応募者全員に選考シートが送られるため、仮に一次選考に失敗しても次に繋げることが出来ます。また、個人的に魅力的に感じたのは、審査員の方々。偶然にも僕も知っている方がいたので、それだけで結構テンション上がっていますね。
 他には、1月に締め切りの出版社等もあったので、どうやら一年も待たずに済みそうです。ある意味、就職活動みたいなものですね。

 それともう一つ重要なのは、自称自信作を見直すこと。作品というのは、冷静になってみると、案外そうでもないってことはよくあるわけですが、それは僕の書いた作品も例外ではありませんでした。
 まず、シリアスタッチ云々以前に、登場人物が上手く扱えていなかったり、ヒロインがとてもじゃないが魅力的に見えなかったり、割とどうでもいい人物がいたり……そんな感じでした。特に、ヒロインが地味だったのは、致命的だと言えます。
 面白い小説ってどんなもののことを指すのでしょうか?その答えの一つとして、読者の感情を揺さぶる要素が含まれた小説を挙げることが出来ます。特に、男女間の関係というのは、殆どの人間の関心事なので、この要素は非常に重要だと言えます。
 しかし、僕自身、この要素を疎かにしました。何せ、どちらの作品も、最初から上手くいってしまっているからです。彼らの関係に起伏も無いので、正直なところ、読者はとても退屈することでしょう。
 昔、書いてた小説を思い出してみると、主人公とヒロインの関係は、最初は最悪、次はお友達、あることが原因で決裂、そして和解……といった流れでした。ついでに、ヒロインはツンデレだったので、なかなか受けが良かったです。
 ライトノベルのページ数では、ラブコメでもない限り、この流れを全て盛り込むのは困難なのかもしれませんが、少なくとも起伏を付けることは可能なはず。とりあえず、色んな作品(僕は小説を読まないので、ゲームとか映画になりますが)を参考に、考えてみる必要があります。そのためには、作品を大きく変える必要も出てくるかもしれませんが、作品をより良いものにするためには、その労力を惜しんでは駄目なのです。

 もちろん、新しい作品も考える必要があります。ライトノベルのページ数を考えると、設定を盛り込んだ壮大な作品を描くのは非常に困難です。まあ、それを何とか収めたのが今回書いた作品なのですが、その辺、評価して欲しかったなぁ……まあ、いつかは評価してくれる人に巡り会えると信じます。
 それはともかく、設定は比較的シンプルで、個性の強い登場人物や人間ドラマで読者を楽しませることが出来る内容にしたいと思っております。ライトノベルの意味を考えると、こういった感じの作品の方が的を射ているのかもしれません。それでも、いずれは、個人的に性に合っているシリアスタッチの小説を世の中に出したいと思っていますが、初心に帰るという意味でもシンプルな小説は書いておく必要があります。
 作家ってのは、慣れてくるとどうしても複雑な内容にしてしまいがちなのですが、僕の場合、その結果、基本的なことが疎かになっていました。シンプルな設定で面白いものが書けなければ、それは誤魔化しは上手いが、実力が伴っていない作家ということになります。

 本当は、気軽に、かつ自由に小説が書ければそれが一番楽しいんでしょうけど、プロを目指すならそうもいきません。また、そんな感じで傑作を書けるほどの実力もないので、やはり、こうして色んなことを考え、悩まなくてはならないのだと思います。というわけで、当ブログにも『執筆活動』というカテゴリーを追加してみました。とりあえず今は、記事のタイトルに『小説家デビュー!』なんてタイトルが付くまで頑張ろうといったところでしょうか。

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No title

 応援のコメントありがとうございます。嬉しかったです。
 こうした悩みを抱えているのは、何も僕だけではないのですね。それを知ることが出来て、何だか心強いというか、上手くは表現できませんが、とにかく前向きになれそうな気がします。
 僕も少しずつでも前進出来るよう、頑張りたいと思います。お互い、行く先に光が見えてくるといいですね。
プロフィール

桜の灯籠

Author:桜の灯籠
ジャンルでは、RPGやFPSが好物。
シリーズだと『ゼルダの伝説』『ポケモン』『The Elder Scrolls』『Halo』かな。
でも、面白ければ何でもやるぜb

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