ゼルダ+無双=傑作!

 最近は、ゼルダ無双にハマっております。

 まずはじめに、僕自身、無双に対してはあまり良い印象を抱いていませんでした。
 無双シリーズのゲームと言えば、『簡単な操作で誰でも一騎当千の爽快感が得られるアクション』が魅力的なわけですが、一方で、連打ゲーや草刈りゲー等、その単調さが指摘されています。また、一作目の作りが荒削りであることが多く、少し経ったら完成度を高めた二作目が発売されるといったこともよくありまして、そういった点も本シリーズの印象を悪くしている一因であると言えます。
 僕自身、無双に対してはあまり良い印象を抱いていませんでしたし、実際、昔買ったことのあるガンダム無双2の出来が悪い意味で『世間一般における無双の評価』そのものだったので、もうこのシリーズには二度と手を出すまい、そう思ったものでした。

 そう思っておきながらゼルダ無双を買ったのは、言うまでも無く、本作が大好きなシリーズであるゼルダの名を冠していたからにほかなりません。
 しかも、リンクはもちろんのこと、ゼルダやインパ等のお馴染みのキャラクター、人気の高いシークやミドナ、ヴィランであるザントやギラヒム、そして、宿敵ガノンドロフまでプレイアブルキャラになっているなど、もうこれだけでも十分に購入する理由に至っていました。
 内容は正直かなり不安でしたが、まあ、最悪、お祭りゲーとして楽しめればそれで十分かな?そう思って購入に至りました。(密かに豪華なトレジャーボックス版ですw)

 しかし、実際に遊んでみると、意外にも面白く、ゼルダ+無双というコラボがとてつもない傑作を生み出した、と思えるような内容だったと言えます。購入前のあの不安は単なる杞憂に終わりました。そして、自分は無双というジャンルについて偏見しか持っていなかったのだと反省しておりますw

 無双シリーズらしく、画面を埋め尽くすほど群がった敵を蹴散らしていく爽快感はもちろんなのですが、そこにゼルダでお馴染みの中ボスクラスの雑魚を配置しているのが良いアクセントになっていると言えます。
 この中ボスクラスの雑魚は、ゴリ押しだけでは効率よく倒せませんが、ある攻撃後の隙にゼルダお馴染みのSEと共にウィークポイントゲージなるものが出現します。この間に攻撃を仕掛けるといつもより大きなダメージを与えられるどころか、ゲージを削り切ると、大技が発動し、中ボスの体力を大幅に削り、かつ、周囲の敵を沢山巻き込んで倒すことが出来るのです。
 そして、この中ボスは、なかなか個性的な奴が揃っていまして、例えば、ビッグポウは、姿を消してこちらの攻撃を嫌らしく回避してきますし、ギブトは、お馴染みのあの絶叫で周囲を凍りつかせます。また、空中から奇襲を仕掛けてくるガーナイルは、地面に剣が突き刺さった時に隙が生まれますが、フックショットで地上に下ろしてやることでも隙が出来るなど、原作を再現した倒し方でもいけます。

 更に、ゼルダでお馴染みの巨大ボスも登場しますし、これは非常に大きな刺激となります。例えば、キングドドンゴなんかは、皮膚が堅いため、並大抵の攻撃ではビクともしませんが、火炎弾を吐くために息を吸い込んだ隙にバクダンを放り込んでやれば、攻撃のチャンスが生まれます。
 巨大ボスは、中ボスと違ってウィークポイントゲージが出現していない間は微々たるダメージしか入りません。というか、本当に削れているのか?ってくらい減りませんw なので、原作と同じように、弱点を突いて攻撃のチャンスを作るしかないのです。
 また、巨大ボスの強さは結構手応えのあるものになっていまして、舐めて掛かると普通に返り討ちに遭いますw また、シチュエーションによっては、次々と味方の兵士たちを薙ぎ倒していき、拠点を荒らし回ったりするので、放っておくと被害が拡大していくのも恐ろしい所。侮れませんw

 中ボスや巨大ボスの他には、4つ集めると体力が増えることでお馴染みのハートのかけら、特性の条件を満たすことで戦場に一定時間出現する黄金のスタルチュラ等、ゼルダならではの収集要素もあります。
 また、デグババやビーモスのような近寄ったら攻撃してくるタイプの敵も登場します。何かと邪魔な彼らですが、特定の手段でないと倒せない、というのもゼルダらしいかもしれませんねw

 一方で、本作は、無双の良い面もしっかり出ていると感じられましたし、ゼルダ無双をプレイしたことで、無双というジャンル自体にはまだ伸び白があるんじゃないか?とすら思えてきました。
 もちろん、群がる雑魚を薙ぎ倒すことで一騎当千の爽快感が得られることは皆知っての通りだと思うのですが、その力を持ってして、不利な戦況を覆すのもまた無双の魅力なのではないか?と思います。

 三國無双や戦国無双ではお馴染みらしいのですが、ゼルダ無双では、マップ上にいくつかの砦が配置されており、自軍と敵軍に分かれて、それらを奪い合う形でゲームが進みます。大抵は、敵軍が多くの砦を占拠した状況でスタートするのですが、敵軍が占拠している砦に攻め込んで奪い取ることで自軍の砦とすることが出来、以降、その砦から味方の兵が出現するようになります。もちろん、一度占拠した砦を奪い返されることもあるので、油断は禁物だと言えます。
 砦については、放っておいても自軍の兵士が占拠してくれることもありますが、大半は、自分で何とかしなくてはなりません。つまり、プレイヤーには戦況を大きく変える程の力がありますので、それこそが一騎当千の爽快感が得られる要因なのではないかと思いますね。
 もちろん、一騎当千の力を持っていないとは言え、味方の兵士もタダの賑やかしではありませんので、上手く立ち回って彼らを活用する必要があります。リアルストラテジーのような要素もあって、戦略性のあるゲームだとも言えますね。

 他には、味方の将を誘拐しようとしたり、自走型爆弾のボムチュウを送り込んできたりと、いつも何か企んでいる工作兵、雑魚を次々と呼び寄せる召喚士、そして、レアなアイテムを運んでいる途中の輸送兵等、特殊な役割を担った敵も登場し、これが良いスパイスになっていると言えます。
 また、ステージによっては、砦が魔力の源になっていてこっちが占拠するまでは敵軍の兵士が強くなっているとか、自軍の兵士の中に裏切者がいてそれを発見して排除しなくてはならないとか、色んなシチュエーションがあるのでプレイしていて全然飽きませんねw

 アクションゲームとして見た場合、まあ、さすがにデビルメイクライやニンジャガイデン程完成度は高くありませんが、なかなか良く出来ているんじゃないかと思います。
 攻撃は、弱と強の二つに分かれているのですが、弱でコンボを繋ぎ、強でフィニッシュを出す、といった流れが基本となります。弱コンボを多く繋げば繋ぐほど、強フィニッシュで強力な技が出るようになりますが、その分、隙は大きかったりします。また、フィニッシュ技にも周囲の敵を巻き込むタイプ、一か所に集めてまとめて倒すタイプ、突進して薙ぎ倒すタイプ等、色々とありますし、当然ながら、キャラクターによって性能が異なってきます。フィニッシュについては、状況に応じて使い分けることで、効率よく敵を倒すことが出来るので、闇雲にボタン連打するよりは、狙って出せるようになった方がいいかもしれません。

 キャラクターごとの個性もしっかりと分かれていまして、例えば片手剣を装備したリンクなら、強攻撃でフィニッシュを出した後に強ボタンを長押しすると、回転斬りで追撃することが出来ますし、ゼルダの場合は、弱コンボを最後まで行うか、強攻撃を行うことで光の雫が集まり、これを消費することで強力な魔法攻撃をフィニッシュに繰り出すことが出来るようになります。
 ちなみに、今の所、明らかに使い辛い、もしくは、使いこなせても弱い、みたいな、所謂最弱キャラは確認されていませんし、皆、何かしらの強みを持っていますので、好きなキャラクターで思う存分に無双してくださいb

 また、ゼルダならではのアクションとして、Z注目と回避アクションが搭載されていまして、原作のように白熱したボス戦を楽しむことが出来ます。
 他には、バクダンやフックショットといったアイテムを使うことも出来ますが、特定のアイテムを取得することで、あくまでも補助程度の性能しかなかったこれらのアイテムが敵の殲滅に役立つ程の威力にまでパワーアップします。特に、パワーアップしたフックショットに関しては、原作ファンなら思わずニヤリとするでしょうねw

 ゲームとしては非常に良く出来た内容だと言えますし、ゼルダと無双の良い所が見事に融合した作品であると評価することが出来ると思います。
 一方で、ゼルダの伝説として見た場合はどうでしょうか? 本シリーズが大好きな方程その辺はとても気になってくるはず。
 本作はコーエーテクモさんが全面的に開発しているわけですが、ゼルダ好きのスタッフを集結させて作ったというだけあって、ゼルダ愛をひしひしと感じるような、そんなネタが盛り沢山詰まっています。ゼルダお馴染みの(?)草刈もありますし、コッコだって出て来ますw もちろん、攻撃したら、とんでもないことになるのもお約束w
 各キャラクターの特徴も、原作に忠実だと言えますし、ダルニア兄貴の熱いダンスやギラヒム様のあの怪しいムーブもちゃんと再現されていますw

 一方で、原作ファンの間でも賛否両論の要素があることも否めません。
 ゼルダ無双には、オリジナルキャラクターであるプレイアブルキャラの『ラナ』と本作のヴィランである『シア』が登場するのですが、まあ、ゼルダのキャラクターとしては明らかに浮いていまして、どちらかと言えば、コーエーテクモっぽい感じがしますw しかも、二人とも本作における重要キャラですし、必然的に出番も多いです。かと言って、目立ち過ぎかと言われればそうでもないのかもしれませんがw 二人ともあんまり報われてませんしw
 とは言え、プレイしていればそのうち違和感も無くなって来ますし、むしろ、愛着が沸いてくるんじゃないでしょうかw 二人とも、それだけの魅力は持っていると言えますね。

 本編のボリュームについては、シナリオを楽しむことが出来る、レジェンドモードでもそこそこの内容だと言えますが、本番は、やはりアドベンチャーモードに入ってからでしょうかw
 これは、初代ゼルダ風のマップを探索しながらバトルをクリアしていく、というモードなのですが、アイテムを使って隠し要素を解禁する等、ゼルダらしい謎解きも入っています。ってか、原作まんまだそうですw
 バトルをクリアすることで探索範囲が広がったり、探索に役立つアイテムが入手出来るわけですが、バトルによってはハートのかけらや黄金のスタルチュラが出たり、Sランクを取ることで特別な報酬が手に入るものまであるなど、やり込み要素満載です。また、新しいキャラクターや新しい武器なんかのアンロックはこのモードの目玉とも言えます。レジェンドモードでは使えなかったリンクの武器、パワーグローブもここで手に入りますが、噂によればとんでもない武器(?)が登場するそうですw

 このモードでは、『チャレンジバトル』と『アドベンチャーバトル』の二種類のバトルがありまして、前者は、提示されたミッション、例えば、指定された数だけ敵を倒す、とか、まさかのクイズバトルだったりとか、まあ、色々バラエティに富んでいまして、後者は、味方と協力しながら砦を制圧していく本格的なバトルを楽しむことが出来ます。
 ちなみに、アドベンチャーバトルの内容は、レジェンドモードのものと似ていますが、砦を制圧することで遊撃部隊が出撃し、隣の砦の制圧に向かってくれたり、属性のバリアに守られた砦に足を踏み入れるとダメージを受け続けるが、別の砦に囚われている妖精を開放することでそれを打ち消すことが出来るなど、本編以上にストラテジー要素が高まった、よりやり応えのある内容となっています。

 アドベンチャーモードの内容だけでも100時間くらいは遊べそうな気がするのですが、一方で公式は、大型のアップデートも予定しているとアナウンスしています。今後、新しいシナリオや新しいキャラクターが追加されるのだとしたら、それはそれで嬉しいですねw もし、追加要素があるとしたら、個人的には、ムジュラの仮面や風のタクトからも出演して欲しいですねw あと、公式設定集にも載っていた、リンクルですが、彼女の参戦は結構望まれている気がしますし、出してもいいんじゃないでしょうかw

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プロフィール

桜の灯籠

Author:桜の灯籠
ジャンルでは、RPGやFPSが好物。
シリーズだと『ゼルダの伝説』『ポケモン』『The Elder Scrolls』『Halo』かな。
でも、面白ければ何でもやるぜb

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