Earth Defense Force Insect Armageddon レビュー



 7月7日には、L.A.ノワールを買う予定だったのですが、ついでに『Earth Defense Force Insect Armageddon』(タイトル長いわ!w)を買ってしまいました。
 言うまでもなく、地球防衛軍の新作なのですが、開発はサンドロットではなく、マット・ハザードでお馴染みの(?)『Vicious Cycle』でして、シリーズ初のアメリカ産の地球防衛軍となるわけです。ここ最近は、海外メーカーの方が面白いゲームを沢山出しているとは言え、彼らにEDFの面白さが理解出来るのか?という意味でもファンの間では不安があるかと思われます。果たして、本作は地球防衛軍の遺伝子を引き継いだ名作となるのか、それとも、ただ模倣しただけのクソゲーとなるのか、気になるところではあります。

 本作における最大の魅力は、出撃時に4種類の兵装を選べることでしょう。
 『トルーパー』と呼ばれる兵装が最もスタンダードではありますが、移動速度と味方を回復する速度が高いと言った特徴があります。武器も一通り装備出来るのも魅力的でしょうか。
 一方、『タクティカル』と呼ばれる兵装は、トルーパーよりもアーマーが頑丈で更に展開武器も使えますが、火力の低い武器しか装備出来ないといった短所があります。
 『ジェット』に関しては、『THE地球防衛2』をプレイされた方には嬉しい兵装でしょう。もちろん、空を自由自在に飛ぶことが出来ますが、残念ながら、女性隊員ではありませんw
 そして、個人的に本作で最も魅力的かつロマン溢れる兵装として位置付けているのが『バトル』。全兵装の中で最も動きが鈍いのですが、アーマーが最も頑丈で、かつシールドまで装備しています。このシールドで敵の攻撃を防げるのですが、爆風も防げるので、近距離でロケランをぶっ放してもシールドで防ぐことが出来るのです。更に、シールドを構えた状態でカウンターの電撃を放ったり、全周囲への衝撃波まで放ててしまうという。個人的には一押しですb

 ゲームシステム等、従来の地球防衛軍シリーズと比べたらどんな感じなのでしょう。まず、大きな違いとしては、地球防衛軍は、モーションやグラフィック等、全体的に安っぽいイメージを受けると思うのですが、本作は、決して最高レベルのものではありませんが、少なくとも安っぽい感じはなくなっています。特に、操作キャラの動きがしっかりしていたのは好印象でした。また、従来の地球防衛軍は、画面上に大量の敵が出現したり、もしくは爆発エフェクトがあちこちで起こったりすると、画面の動作が重くなり、最悪の場合、フリーズすらしてしまうという悲惨なものでしたが、今作は、敵が大量に出ようが、あちこちで爆発が起きようが特にそういった場面には出くわさなかったので、快適にプレイすることが出来ます。
 操作面も大幅に改善されており、全体的にプレイしやすい感じになっています。リロードも任意のタイミングで行えるようになっており、移動に関してもダッシュが追加されたことによりスムーズに移動出来るようになりました。ジャンプと回避アクションのボタンも独立したので、誤作動することもなくなりました。
 ……振り返ってみると、前作の地球防衛軍3は、安っぽいグラフィックに勝手の悪い操作でよくもまあ熱中出来たものだと思うわけですが、快適な環境よりも、ゲーム自体が面白かったため、あまり気にならなかったのだろうと思います。

 では、肝心のゲーム部分はどうでしょうか?地球防衛軍は、大量に襲い掛かってくる巨大生物やガンシップと戦うゲームなのですが、無双のような一騎当千の爽快感が魅力なのではなく、絶望的な状況を切り抜ける達成感こそが魅力だと思うわけです。つまり、僕自身は、少なくともその点さえ引き継いでいれば、地球防衛軍らしいゲームだと思うわけです。
 EDF IAは、その点をしっかり引き継いでおり、大量に襲い掛かる敵はもちろん、巨大な敵と相対する時、もしくはそいつらが沢山現れた時、プレイヤーは筆舌に尽くしがたい絶望感を味わうことになるでしょう。もちろん、それを切り抜けたときの達成感もありますよb

 あとは、気になる点と言えば、全体的なボリュームでしょうか。敵の数も実に豊富で、武器の種類も多いのですが、問題は、ミッションの数。その数は、たった15と少なく聞こえるのですが、一つ一つのミッションにボリュームがあります。プレイヤーはオープンワールドに近いマップの中で指令を受け、作戦をこなすといった感じで進行します。作戦をいくつかこなした後、次のミッションに進めるといった流れです。とはいえ、クリアするまでそんなに時間が掛からなかったところから、そこまでボリュームがあるわけではないのは確かです。
 ただし、通常のキャンペーン以外にも、敵の種類と配置が異なる『キャンペーン・リミックス』、次々と迫り来る敵を迎え撃つ『サバイバル』といったモードも用意されていますので、繰り返し遊ぶことで味の出るゲームなのかもしれません。もちろん、難易度を変えたり、兵装を変えたりしてキャンペーンに再挑戦するのもいいでしょう。やり込もうと思えば結構ボリュームはあると思います。

 結論から言えば、従来のシリーズに比べて大幅な変化が多く見られるため、少し戸惑う方もおられるかもしれませんが、地球防衛軍の遺伝子をしっかりと引き継いだ作品であることは確かなので、ファンも満足して頂けるかと。あと、本作は、金を掛けたハリウッドの超大作映画みたいなゴージャスな仕上がりではなく、気軽に遊べるタイプのゲームですので、初めての方にもオススメ出来る内容だと思われます。オンラインでの協力プレイもありますので、皆でワイワイ遊ぶのも楽しいと思いますよ。

EARTH DEFENSE FORCE: INSECT ARMAGEDDONEARTH DEFENSE FORCE: INSECT ARMAGEDDON
(2011/07/07)
Xbox 360

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EARTH DEFENSE FORCE: INSECT ARMAGEDDONEARTH DEFENSE FORCE: INSECT ARMAGEDDON
(2011/07/07)
PlayStation 3

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Author:桜の灯籠
ジャンルでは、RPGやFPSが好物。
シリーズだと『ゼルダの伝説』『ポケモン』『The Elder Scrolls』『Halo』かな。
でも、面白ければ何でもやるぜb

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