あらゆるプレイヤーが繋がるのが、新しいポケモン

 ポケットモンスターYを買いましたbということで、本日はそれについての話題です。

 ポケットモンスターは、僕が小学生だった頃に発売されたゲームでして、発売当初、そこまで人気のあるタイトルというワケではなかったと思います。某ゲーム雑誌の評価も低かった気がしますしwそれに、僕自身も存在を知ってはいたものの、そこまで興味を持ってませんでした。GBを持っていなかったから、というのもありますがw
 何故そんな僕がポケモンで遊び始めたのかというと、ただ、周りで流行り始めたから、というそれだけの理由ですね。
 コロコロコミックでは、ポケモンの漫画(ピッピのイメージを定着させたアレ)が連載され、数多くのゲーム情報を扱うようになっていましたし、遂にはアニメ化もされ、そこで人気が爆発したんじゃないかと思います。つまり、僕がポケモンで遊ぶようになるのは、時間の問題だったわけですね。

 ポケモンを捕まえ、育て、戦わせる、というのがこのゲームの特徴ですが、発売当初から人との繋がりを重視した内容になっていたと思います。
 これまでのゲームは、自分が体験した内容を友達と語り合ったり、情報を交換したり、といった繋がりしかなかったと思います。一人で遊ぶのが基本でしたので。
 しかし、ポケモンは、従来のコミュニケーションに加え、通信ケーブルを使って友達とポケモンを交換したり、対戦したりといったことが出来るようになりました。そう、みんなで遊べるんです。
 こうした、みんなで遊べるゲームだったからこそ、ポケモンは流行ったのではないかと思われます。実際、最近流行っているゲームの殆どが、一人で遊ぶものではなく、みんなで遊べる傾向にありますしね。

 昔は、通信ケーブルだったので、周りに遊んでくれる人がいなければ、それは一人寂しく遊ぶしかありませんでしたが、近年は、インターネットを通じた通信が出来るようになりましたので、ネット上で仲間を集めて遊ぶことが出来るようになりました。科学の力ってスゲー!
 通信エリアの拡大は、一緒に遊んでくれる仲間の拡大にも繋がりますし、このシリーズが新しいタイトルを出す度に人気が出るのは、その辺の影響もあるんじゃないかと考えています。
 まあ、僕自身はとてもマイペースな人間ですので、どっちかというと、一人で細々と遊んでいる方が好きだったりしますがw

 ポケモンに関しては、最初は緑バージョンを遊び、次に金、クリスタル、サファイア、エメラルド、パール、プラチナ、そしてブラックをプレイしました。しかし、その後に発売されたブラック2、ホワイト2については手を付けませんでした。さすがにポケモン熱が冷めて来たのです。
 別に年を取ったからというわけではありません。僕自身、このゲームは、皆が等しく楽しめることが大切だと考えています。つまり、一部の人しか楽しめないという状況に嫌気が差したんです。

 ポケモンは、一般的に子供向けのゲームと思われますが、それは誤解です。そもそも少子化のこの時代、子供向けのタイトルで100万本以上の売り上げが出るわけありません。子供だけでなく、大人も遊んでいるからこその数値だと言えます。
 そして、この大人達の中には、俗に『廃人』と呼ばれるポケモンをやり尽くした連中がいまして、彼らは、内部データを解析し、ゲーム上では見えない隠された数値を上手く調整することで理想のポケモンを育てる、といったところまでやり込んでいます。中には、一体のポケモンを育てるのに、何十時間も掛ける猛者までいます。もしかすると、何か月の単位で育てている人もおられるかもしれませんがw
 このように、ポケモンはやり込もうと思えば、相当な知識と労力を費やす必要があり、むしろ、大人向けのゲームだったりするのです。少なくとも、これほどやり込めるゲームって他にないと思います。何せ、ゴールが全く見えないのですから。
 ポケモンは、一見すると敷居が低いゲームなのですが、対戦で勝つことを前提としたプレイとなると、その敷居は急激に上昇します。よって、対戦においては、初心者とコアなユーザーの差が極端に開いているのが現状だと言えまして、僕自身は、これを問題として捉えています。

 もちろん、近年におけるポケモンの楽しみ方は、まさに人それぞれだと言えます。何も対戦だけが全てではありませんし、ストーリーをのんびり進めるだけでも楽しいと思われる方もいらっしゃいます。
 しかし、ポケモンに初めて触れるプレイヤーがこの作品の魅力に気が付き、もっと強くなりたいと望むのであれば、それは歓迎すべきことのはずです。なぜなら、同じポケモン好きの仲間が増えるからです。
 ですが、現状では、それは難しいことだと言えます。何せ、対戦で強くなるためには、ゲーム中では見ることの出来ない複雑なシステム(数値や計算式といったもの)を理解する必要があるからです。そこまでやらないとまず勝てません。
 また、ネット上にてポケモンについての様々な理論が書かれたサイトも存在しますが、多分、理解できないでしょう。全く初心者向けじゃないからです。上級者は、日常的に専門用語を多用する連中ですので、訪れた初心者にとっては、何が何だかサッパリとなるでしょうし、そんなもの見せられたら、やる気も失せるでしょう。
 ちなみに、もし、上級者を自認するのであれば、何でもいいので格闘ゲームの攻略サイトにアクセスし、初心者向け講座と書かれたページを開いてみてください。初心者の気持ちがよく分かります。

 僕自身、ポケモンのサイトを運営していた時代もありましたが、専門用語は一切使わないことを心掛けていましたし、複雑なシステムについても解説したページも用意する等、常に初心者を意識していました。一人でも多くの方々にポケモンの魅力、特に対戦の楽しさを知って頂きたかった、というのが理由でしょうか。
 もっとも、インターネット上では、そういった初心者向けのサイトというものは、風当たりが強いらしく、不本意ではありましたが、結局、攻略サイトから小説サイトに切り替え、落ち着かせた経緯があります。

 僕がポケモンに嫌気が差した経緯は、大体こんな所です。

 そんな僕が何故ポケットモンスターYを買ったかと言いますと、やはり何だかんだでポケモンが好きだから、というのもありますし、かつては僕が運営していたサイトの常連であり、今となっては歴戦の強者となったお二人の意見を聞いている限り、近年の作品でも、開発側は色々と調整しているらしく、徐々に親切設計になりつつあると感じました。
 そして、今回、『スパトレ』と呼ばれる要素が追加されました。これによって、隠されたシステムを知らない初心者でも上級者への道が開かれたと言えます。もちろん、圧倒的な差を埋めるには微々たるものかもしれませんが、それでも、差が縮まったことは素直に評価するべきでしょう。

 さて、今回のポケットモンスターは、何故『X・Y』なのかということについては、社長が訊くにて語られていました。
 XとYは、X軸とY軸の関係らしく、今回は、交わることがテーマだそうです。それは、子供と大人であったり、日本と海外のプレイヤーであったり、もしかすると、初心者と上級者の関係であったりするかもしれません。
 ポケモンは、過去作から人との繋がりを重視した内容ですし、今作においてその点をテーマとしたことは、とても有意義なことなのではないかと思われます。

 今作は、何も対戦における初心者と上級者の関係だけでなく、かつてポケモンで遊んだあらゆる世代が楽しめるようになっていました。
 これまでは、新作が登場すると、やはり新しいポケモンが中心となるのですが、今作では、懐かしい顔ぶれが続々と登場します。序盤では、ポッポやキャタピーが出現し、森の中ではピカチュウが出てくる上、更にゼニガメ、ヒトカゲ、フシギダネ、の三匹から一匹を選べたりするなど、赤・緑を遊んだプレイヤーなら思わずニヤリとするファンサービスも盛り込まれています。
 もちろん、他の世代のポケモンも続々と登場するので色んな世代のプレイヤーが楽しめるようになっています。

 もし、何かしらの理由でポケットモンスターを遊ばなくなったのでしたら、是非、今作だけでも手に取って遊んでみてください。あの頃の思い出が蘇ると共に、きっと、ポケモンの魅力を思い出せるはずです。

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桜の灯籠

Author:桜の灯籠
ジャンルでは、RPGやFPSが好物。
シリーズだと『ゼルダの伝説』『ポケモン』『The Elder Scrolls』『Halo』かな。
でも、面白ければ何でもやるぜb

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