ブッカー・デュイットの贖罪の旅はまだまだ続く

 本日の話題は、バイオショックインフィニットの追加コンテンツ第一弾『クラッシュ・イン・クラウド』についてです。

 本コンテンツには、バイオショックインフィニットの戦闘を心行くまで楽しめる、というもの。本編だけでは暴れ足りない!そんな戦闘狂の方にお勧めです。

 バイオショックの戦闘は、豊富な重火器と様々な効果を持つ『ビガー』を組み合わせて戦うスタイルが特徴だと言えますが、インフィニットでは、『スカイライン』による高速移動、そして、エリザベスの特殊能力『ティア』を使ったサポートがそれに加わり、より戦術の幅が広がりました。
 また、バイオショックインフィニットは、単に行く手を阻む敵を倒していくだけのFPSではなく、マルチプレイヤーのようなオープンなマップでの自由度の高い戦闘が特徴だと言えます。
 従来のFPSのように物陰に隠れながらの銃撃戦で敵を倒していくのもいいのですが、どうせなら、ビガーによる攻撃を混ぜつつ、効率よく戦いたいものです。
 また、アクション派のプレイヤーであれば、スカイラインを使って縦横無尽に立ち回って敵を素早く始末していくことも出来ますし、頭脳派のプレイヤーであれば、ティアを使ってチェスのように敵を追い詰めていけるはずです。
 どのように立ち回り、敵を殲滅してくのか、その判断は全てプレイヤーに委ねられており、この自由度こそが本作の醍醐味であることは言うまでもありません。

 クラッシュ・イン・クラウドは、そんなバイオショックインフィニットの奥深い戦闘システムをじっくり味わうことの出来る機会だと言えますが、本編を遊び尽くした熟練のプレイヤーにとっても挑戦し甲斐のある内容であると言えます。

 本編だと武器やビガーの強化には制限があり、クリアまでに十分に強化出来ず、結果、あまり使うことの無かったものも幾つかあると思います。しかし、クラッシュ・イン・クラウドでは、チャレンジし続ければ大量のお金が手に入り、それで武器やビガーを強化し続けることが出来るのです。
 今まであまり使ったことの無い武器やビガーを使うことで、新たな発見に出会えるかもしれません。特にビガーに関しては、今一つパッとしないビガーだと思っていたら、実は凄く使い勝手がよく強力なものだった、なんてこともあるかもしれません。

 ステージは全4種で、各ステージ15ウェーブから成り立っています。ステージごとに敵の配置、使用出来るティア、そして、足場となる降下艇やスカイラインの有無などが変化するため、同じステージでもウェーブごとに違った顔を覗かせるのが特徴です。
 最初に選べるステージ、「OPSジール」は、出現する敵以外それほど変わり映えしませんが、それ以降のステージでは、降下艇の上だけで戦うことになる空中ステージに変化することもありますし、なんと飛行船が登場したりと盛り上がる展開もあります。

 また、クラッシュ・イン・クラウドは、やり込み要素も充実しています。その一つが、ブルーリボンでしょうか。
 ブルーリボンは、各ウェーブごとに異なる指定された条件を満たすことで獲得できるもの。例えば、ショットガンのみで敵を倒す、スナイパーに手を出す前に他の兵士を倒す、難しいものでは、ファイアマンの死に際の特攻で二人の兵士を倒す、といったものがあります。
 ただ単にウェーブを凌ぐだけなら実はそこまで難しくないのですが、ブルーリボンを狙うとなると、各種武器、ビガー、ティアを使いこなすだけでなく、立ち回りも考える必要がありますので、難易度が高まることは言うまでもありません。

 もう一つのやり込み要素が、ギャラリーアイテムのアンロックです。
 戦闘で稼いだお金を使うことで、コンセプトアート、3Dモデリング、BGM、そして、ムービーといったものをアンロックすることが出来ます。
 開発時の資料や制作過程等の貴重なコンテンツが多めに用意されているため、バイオショックインフィニットファンには嬉しい要素だと言えます。声優さん(残念ながら海外の方ですがw)のアフレコの様子、絵コンテから実際のゲーム中の場面になるまでの過程、それから、エリザベスのダンスシーンがどのように生まれたのか、といったものが見所だと言えます。
 3Dモデリングに関しては、エリザベスだけで何故か四人分も用意されていますwもちろん、我らがブッカー・デュイットも存在します。主人公でありながらその姿を拝める機会がかなり限られていましたので、これを機に存分に眺めるといいでしょうw
 ところで、ギャラリーには、ちょっとした秘密が隠されています。順にアンロックしていけば分かることですが、何が隠されているかはお楽しみに!

 クラッシュ・イン・クラウドの紹介は以上です。

 次は、クラッシュ・イン・クラウドを実際にプレイしてみて気が付いた点、主にビガーの性能について書いていきたいと思います。

 ・ポゼッション
 恐らく、本作最強のビガー。特に1999モードでは、お世話になったはずw
 ポゼッションで味方につけた兵士は、同士討ちしてくれるだけでなく、囮にもなってくれますが、このビガーが反則級である最大の理由は、効果が切れると自害する点でしょうか。
 ちなみに、ポゼッションは一度に一人にしか効果がありません。つまり、別の敵にポゼッションをかけると、前の敵にかけたものは効果が切れてしまうのです。しかし、効果が切れると例外なく自害するため、実質、ポゼッションを片っ端からかけていくだけで敵兵を全滅させることが出来てしまうのですw
 効果的だと思われるのは、RPG兵やスナイパーと言った攻撃力の高い敵兵に使用することです。特にRPG兵は、高火力の持ち主で結構タフなため、真っ向から勝負を挑むと苦戦は目に見えています。ですが、ポゼッションなら一発で片付きますし、何よりも頼もしい味方になってくれるため、このビガーが有効だと言えるのです。
 ポゼッション自体も射程距離がかなり長く(というか、実質どこまでも飛んで行きますw)、しかも誘導性も高いため、適当に狙いを付けても当たってくれます。つまり、スナイパーを倒すのにスナイパーライフルは要りません。ただし、敵の手前に欄干等があると、上手くヒットしない場合がありますので、その場合は銃の出番というわけですね。
 かなり強力なビガーですが、ポゼッションも完璧ではありません。狂信者、ファイアマン、パトリオットといった強敵は自害しません。それから、ハンディマンとセイレーンにはそもそも効きません。
 狂信者やファイアマンに対して使っても見返りは少ないためお勧めしません。パトリオットは、ポゼッションをかけてもすぐに消えてしまうのですが、その短期間でも十分な火力を発揮してくれますし、また、ポゼッション中は、敵兵から集中攻撃を受けるため、これでパトリオットにダメージを与えることも出来るわけです。

 ・デビルズ・キス
 全ビガーの中で最も高い攻撃力を誇り、雑魚なら一瞬で灰にすることが出来ます。範囲も広いため、まとめて多くの敵を倒すことが出来ます。また、チャージすればトラップとしても使用出来るため、これで追っ手を焼き殺すのもあり。
 デビルズ・キスは、ボールを投げるように弧を描いて飛ぶため、正確に当てるためには、マーダー・オブ・クロウやバッキン・ブロンコで足止めするのが良いと思われます。また、アンダートウで複数の敵を引き寄せれば、まとめて焼くことが出来ます。
 ちなみに、デビルズ・キスは、チャージすることでトラップとなるのですが、それを敵に直接当てて倒してもトラップキルとなるため、もし、ブルーリボン獲得の条件にトラップキルがあった場合は、そのことが役立つかもしれません。

 ・マーダー・オブ・クロウ
 カラスを飛ばして敵を足止めできるビガーなのですが、同じく足止めに向いているバッキン・ブロンコの方がコストパフォーマンスに優れているため、本編では、クロウよりもバッキンの方を選んだという方は多いと思われます。
 しかし、マーダー・オブ・クロウが凶悪なビガーとなり得るのは、最大レベルまで上げ、トラップとして使用した時です。
 トラップの近くを通った敵のみならず、その近くにいる敵にもカラスが飛んで行きますし、しかも、カラスに食い殺された敵は、新たなトラップと化するため、しばらく放置すると、カラスだらけの不気味な戦場と化しますw トラップは一つだけでは不十分ですが、三つくらい仕掛けておけば、あとは、放っておいてもカラスが倒してくれます。それ故に、マーダー・オブ・クロウは、トラップとして使った場合の性能が最も高いビガーだと言えます。もし、ブルーリボンの獲得の条件がトラップのみで敵を倒せ、だった場合は、マーダー・オブ・クロウの出番です。
 ただし、同じ能力である狂信者には効きませんし、RPG兵やファイアマンといったタフな敵は、クロウだけでは倒し切れない場合があります。これらの敵は、怯んでいる間に銃弾を撃ち込むか、もしくは、ポゼッションをかけて味方に付けるのがいいでしょう。
 マーダー・オブ・クロウのもう一つの価値は、あのハンディマンにも通用するという点。スタンさせられる時間はそれほど長くありませんが、連続して使えば、ハンディマンに一切の行動を許しません。その間にハートを狙い撃ちするか、RPGやボレーガンといった強力な火器を撃ちこんでやりましょう。また、マーダー・オブ・クロウは、範囲が広く、一度に多くの敵を襲ってくれるため、ハンディマンが二体同時に登場するという最悪な事態にも対応することが出来ます。

 ・バッキン・ブロンコ 
 敵を宙に浮かせて無力化するのがこのビガーの能力ですが、浮かせた敵へのダメージが増えるという特徴もあります。また、障害物の裏に隠れている敵も浮かせることが出来るため、銃撃戦の際にはかなり重宝するビガーだと言えます。また、レベルを上げれば、敵をまとめて浮かせることが出来るようになり、更に使い勝手が増します。
 浮いている敵にチャージを当てると大きく吹っ飛ぶため、それでボン・ヴォヤージュすることが出来ます。狂信者やファイアマンといった、ポゼッションでも自害しない強敵を排除出来る点が魅力的です。
 そして、バッキン・ブロンコには、全ビガー中最もコストパフォーマンスに優れているという魅力があります。使い勝手が良いビガーだけに連発できるのは有難い所。
 最も、クラッシュ・イン・クラウドでは、ウェーブ終了時にソルトが全回復しますし、ステージ上にもソルトの回復瓶が多く配置されているため、コストパフォーマンスの良さはあまり意味がないかもしれませんがw
 いずれにせよ、狂信者やファイアマンに有効な点は強みとなる筈です。

 ・ショック・ジョッキー
 電気ということもあって、全ビガー中最も発動してから敵に当たるまでの時間が短いと言えますが、それが魅力になり得るかは疑わしいところですwただ、使い勝手は良い方だと思われます。
 レベルを上げれば、スタン時間が長くなるだけでなく、一人の敵から他の敵に連鎖するようになるため、多くの敵を足止めすることが出来ます。また、ヘッドショットも狙いやすくなるという利点もあります。
 一般兵はもちろん、狂信者やファイアマン、更にはパトリオットにまで効果がある等、かなり幅広く対応出来る点も強みだと言えますが、一方で、ショック・ジョッキーが最も有効であるといった状況がほぼ無いため、ビガーをしっかり使い分け出来ていれば、出番はあんまり無かったりします。
 ただし、ポゼッションをかけた敵にショック・ジョッキーをかけると、その敵は同士討ちを始めるだけでなく、周囲に群がる敵に対して自動的に電撃を放つようになるため、意外と強力だったりします。
 単体での使い勝手はそんなに悪くありませんが、どちらかと言えば、コンボで使った方が効果的なのかもしれません。

 ・チャージ
 文字通り敵に突進するビガーですが、強化することで使用後にシールドが回復する効果が付加され、これによってゴリ押しが可能となります。
 しかし、このビガーが真価を発揮するのは、ブリトル・スキンドとバーニングヘイローのギアを装備し、ショットガンを手に持った時だと言えます。
 チャージの突進ダメージ+バーニングヘイローの延焼ダメージ→ブリトル・スキンドの効果により五秒間だけダメージが倍になる→ショットガンで大ダメージかつシールド全開!
 このコンボは非常に強力でして、パトリオット、ハンディマン、セイレーン等のヘビーヒッターと呼ばれる強敵ですら短時間で倒すことが出来るのです。特に放置すればするほど厄介な状況を生み出すセイレーンに対しては、この戦法が最も有効な手段だと思われます。

 ・アンダートウ
 水流によって敵を押し流す、もしくは、敵を引き寄せる効果を持つビガーですが、コストパフォーマンスが最も悪いため、本編では、あまり使わなかったという方は多いと思われます。
 しかし、クラッシュ・イン・クラウドでは、4ステージとも屋外マップですし、ウェーブごとにソルトが全回復するため、一転して頼りになるビガーと化するのです。
 敵を押し流す効果は、言うまでも無くコロンビアから敵を突き落とす時に使えますが、敵の援軍が降下艇に乗ってやって来た際に使ってやると、まとめて始末することが出来ます。
 また、敵を引き寄せてデビルズ・キスでまとめて始末したり、もしくは、押し流して敵をまとめて突き落とすといった使い方も出来ます。
 ブルーリボンの獲得条件が、一分以内に敵を倒せ等の時間制限付きのものでしたら、アンダートウの出番だと言えます。片っ端から引き寄せて突き落としてやれば、あっという間に片付きますwその他の条件を満たす際にも、アンダートウがあれば達成しやすいものがありますので、困った時は、アンダートウと覚えておきましょうw
 ちなみに、アンダートウは、なんとあの厄介なパトリオットを引き寄せることが出来るのです。更に水流でショートしてしまうためか、しばらくの間、パトリオットの動きが止まるため、その間に集中攻撃して破壊することが出来ます。
 もちろん、パトリオットに対してはショック・ジョッキーも有効で、こちらも動きを止めることが出来ますが、アンダー・トウでショートさせた場合、動きを止める効果の他に追加ダメージも与えられるため、アンダー・トウの方が手っ取り早く倒すことが出来ます。

 ・リターン・トゥ・センダー
 リターン・トゥ・センダーは、本編でも使い勝手の良かったビガーでしたが、クラッシュ・イン・クラウドでも頼れる存在だと言えます。
 発動中は、飛んでくる弾丸だけでなく、RPG兵のロケット弾、更にはハンディマンのあらゆる攻撃ですら防いでくれます。つまり、ソルトが切れない限りは、無敵であるというわけです。かなり強力な効果の割に、最大まで強化すると燃費が大変よろしくなるため、長時間、無敵状態を維持することが出来ます。
 もし、ブルーリボン獲得の条件を満たす際、敵陣のど真ん中に突っ込む必要がある場合は、リターン・トゥ・センダーで身を守るといいでしょう。
 また、パトリオットやハンディマンといった強敵相手に真っ向から挑んでいけるのもリターン・トゥ・センダーの魅力です。ハンディマン対策としては、他にマーダー・オブ・クロウやチャージのコンボといったものがありますが、恐らく、リターン・トゥ・センダーが最も安全に倒せると思われます。
 リターン・トゥ・センダーには、飛んできた弾丸を吸収する効果もありまして、これを敵に投げ返してキルすることも出来ます。これは、トラップ扱いのため、トラップキルを狙う場合にも役立つでしょう。もちろん、トラップとして設置することも出来ます。

 クラッシュ・イン・クラウドをプレイしてみて、普段あんまり使わなかったビガーの魅力が見えてきた気がします。特に本編を遊ぶだけじゃあ、マーダー・オブ・クロウとアンダートウがあそこまで強力なビガーだとは思わなかったでしょうねw
 また、ビガーにはそれぞれ得意とする分野が存在するため、これらを上手く使い分けて敵を効率よく倒していくことがバイオショックインフィニットにおける戦闘の魅力なのではないか、と思いました。

 もし、本編における戦闘が面白いと感じたのなら、クラッシュ・イン・クラウドはオススメのコンテンツだと言えます。
 本コンテンツは、本編よりも更に挑戦的、かつ刺激的な世界であり、バイオショックインフィニットにおける戦闘をより深く掘り下げた内容だからです。また、充実したやり込み要素も相まって、実績やトロフィーをコンプするだけでもかなり長い間遊べると思いますよ。

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Author:桜の灯籠
ジャンルでは、RPGやFPSが好物。
シリーズだと『ゼルダの伝説』『ポケモン』『The Elder Scrolls』『Halo』かな。
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