スカイリムは傑作だが不満点もある

 スカイリムが傑作であることは疑いようがないのですが、全く不満が無かったわけではありません。
 今日は、そんなスカイリムの不満点についてのお話です。個人的に好きなゲームの不満点のみを取り上げると言うのは、あまり気が進みませんが、絶賛ばかりしていても冷静なレビューとは言い難いですからね。

 ・剣で斬った時の手応えが薄い
 魔法の派手なエフェクトやトドメにカットシーンが入るなど、オブリビオンに比べると大分演出面が強化されましたが、それでもまだ甘いと言えるのが、敵を剣で斬った際の手応えでしょうか。剣だけに限らず、斧や鎚で攻撃した際の手応えも薄いです。
 もちろん、相手を剣で攻撃すれば、血も出ますし、斬った音も鳴ります。しかし、相手は全く怯まないため、斬った手応えが無いと言うわけです。一応、両手鎚などの強攻撃を当てれば相手は怯んでくれますが、それでも手応えが感じられないことがあります。効果音が弱いせいかもしれませんし、それ以外に原因があるかもしれません。
 個人的には、アクションゲームで敵を攻撃した時のような手応えが欲しい所です。

 ・異様に強い敵がいる
 スカイリムでは、格上の敵と戦わなくてはならない状況に遭うことが多いです。しかも、そいつらはプレイヤーを一撃で倒してしまえるような攻撃力を持っている場合が殆どなのです。
 敵が戦士系のキャラなら両手鎚の強攻撃や二刀流の怒涛の攻撃などが脅威です。魔法使い系は、全般的に驚異的ですが、特に自身が戦士系であるならスタミナと移動力を奪う冷気魔法の前に何一つ出来ずにやられる場合があります。しかも、魔法使い系は、防御強化の変化魔法に加え、ダメージを軽減するシールドスペルを持っている場合が多いため、例え相手が軽装であったとしても、重装備並みの硬さと持つ場合があるのです。
 これらの強敵との戦いでは、何回も何回もやられました。もちろん、対策さえ取っていれば、楽勝とまではいきませんが、何とか対抗することは出来ます。要は工夫次第ですし、むしろ、これは問題点ではなく、その対策を考えるのが楽しいのだと言うプレイヤーもいるでしょう。事実、攻略法はいくらでも存在しますし、一見無理ゲーでも意外とどうにかなるものだったりします。
 逆に、気軽にプレイしたいという方、もしくは、テンポ良く攻略したいという方には、この点は不満に感じられるのではないかと思うわけです。

 ・そもそも戦闘が単調なのでは?
 オブリビオンの時代からよく言われていたことですが、スカイリムの戦闘は、シンプルが故に単調だと思われがちです。もっとも、この点はプレイヤーの工夫次第でいくらでも改善されるはずです。
 剣と盾を持って敵陣に突入するプレイも一見単調ですが、盾は身を守るだけでなく、バッシュで相手を怯ませたりすることが出来るので、攻めにも利用できます。両手鎚は、一振りが遅いですが、強攻撃を当てれば相手を怯ませることが出来ますし、スキルを習得すればまとめて攻撃することも可能です。二刀流は、スタミナの消費こそ大きいですが、怒涛のラッシュは爽快感抜群です。
 魔法は奥が深く、右手に炎の魔法、左手にシールドスペルを装備し、手堅く戦うことも出来れば、両手に炎の魔法を装備して強力な炎の魔法で敵を吹き飛ばすことも出来ます。また、マント系の魔法は近づく者の体力を継続的に奪えますし、罠の魔法は魔方陣に足を踏み入れた者に大ダメージを与えることが出来ます。
 敵に見つからないように一人ずつ始末していく隠密プレイにはスリルがあります。ダガーやナイフは攻撃時に音が出ませんし、逆に剣などは音が出るため、敵を誘き寄せたい場合に使えます。弓で遠距離から始末していくのもありでしょう。錬金術に長けているなら、自ら毒を作り、それを武器に塗るのもいいでしょう。
 また、スリの腕が最高レベルであるなら敵の装備さえも奪えます。あらかじめ敵の装備を奪っておいて戦いに挑めば、武器を持たない相手はどんな顔をするでしょうか?
 スカイリムでは、シャウトもあります。オススメは、『揺るぎ無き力』。三段階まで強化していれば、敵を文字通り吹き飛ばし、崖から突き落としてやることが出来ます。他には、武器を振る速度を高めるものや、敵を氷漬けにしてしまうもの、そして、屋外限定ですが、無差別に雷を落とす強力なシャウトまで存在します。
 スカイリムの戦闘には幅がありますし、プレイヤーの工夫次第でいくらでも改善出来ます。しかし、そう主張する僕ですら単調だと思うことがあります。アクションゲームとは異なり、敵のバリエーションはそんなに富んでいませんし、むしろ、同じような敵ばかりを相手にすることになります。それ故に戦い方がどうしても同じになりやすいのかもしれません。RPGにせよアクションゲームにせよ、戦い方を切り替えるケースというのは、大半、この手は通用しないから別の手を使おう、といった状況ですし。

 ・スカイリムは雪ばかり
 スカイリムは雪国であるため、どこに行っても雪、雪、雪で同じような景色しか広がっていないのでは?これは、発売前から気になっていた点です。実際、どこに行っても雪ばかりですw時々、シロディールが懐かしくなることもあります。
 しかし、雪国という制限の中でも地形のバリエーションには富んでいると言えます。雪山はもちろんですが、ホワイトラン周辺には平原が広がっており、火山地帯の影響で温泉があったり、湿地帯なども見られます。また、最北端に行けば猛吹雪に見舞われることが多く、一言で雪国と言っても奥が深いのだなと感心させられたものです。
 そんなこともあって思った以上に退屈することはありませんが、それでも暖かい気候の土地が恋しくなる点は否めません。この辺は、DLCで期待したい所です。

 ・嫌な人が多い気がする
 一時期、スカイリムをプレイするのが嫌になった時期がありましたが、その原因の一つとして挙げられるのが、至る所に嫌な奴がいることでしょうかwすれ違うたびに嫌味言ってきたり、罵声を浴びせてきたりともうねwしかも、それが一人や二人でないのが困るwあまりに酷いものだから、自宅に押しかけて殺してやろうと思ったこともwまあ、スカイリムでは、それが出来てしまうわけですがw
 もちろん、その逆ですれ違うたびにお礼を言ってくれたり、賞賛してくれる人もいます。要は、スカイリムには色んな人がいるってことですね。
 とりあえず、嫌な隣人と御一緒したくない場合は、ソリチュードに自宅を構えることをオススメします。もしくは、どっかの山里の小屋で隠居生活をするか……良い物件があったら教えてください(ぁ

 ・前作に比べてクエストの内容が薄い気がする
 メインクエストに関しては、前作よりも演出が凝っていますし、シチュエーション的にも盛り上がって全体的に面白くなっていると思います。同胞団に関しては、盛り上がりに欠けてはいますが、ドラマとしては優れていますし、個人的には好きな部類です。デイドラ関連のクエストは、一部、お使い的な要素で面白みに欠けるものもありますが、ユニークなシチュエーションがあったり、ドラマとして優れているものもあったりと一概につまらないとは言えません。
 サブクエストに関しても、それぞれの町で大体一つずつは大きな問題が存在するのですが、解決法がいくつか存在したり、予想外の展開になったりと面白いものが殆どです。
 一冊の書物から歴史の秘密を暴くクエストが開始されたり、襲撃された馬車の近くで見つかった一本の矢から推理させられる、全てをプレイヤーの想像に委ねたクエスト扱いでない物語もあります。
 こうして振り返ってみると、スカイリムのクエストも案外悪くないんじゃないかと思いますねwしかし、オブリビオンのクエストに比べると、内容的に薄くなっている気がするのです。
 殆どがお使い、つまり、頼みごとを引き受ける→ダンジョン探索→目的の物を手に入れる→報酬を受け取る、という流れが大半だからそう感じるのかもしれません。
 もしくは、単純にドラマとしての魅力に欠けているだけかもしれません。オブリビオンのサブクエストには、短編小説のようなシナリオとドラマがありましたが、スカイリムでは、それがあまり見られない気がするのです。
 もちろん、スカイリムで受けられる全てのクエストに言えることではありませんし、単純にクエストの量が増えてそう感じただけなのかもしれませんが。

 ・一部の日本語がおかしい
 ゼニマックス・アジアは、テキストだけでなく、ボイスまで全て日本語にローカライズするという偉業を成し遂げました。そのおかげで、スカイリムを身近なゲームとして感じることが出来るようになった点は言うまでもありません。感謝です!
 ローカライズに関しては、その作業量の膨大さとそれに伴った苦労を考えると出来れば文句を言いたくないのですが、敢えてここに書くことにします。ゼニマックスならきっとやってくれると期待してb
 NPCの会話に耳を傾けていると、どうしても不自然に聞こえる台詞があります。主に英語をそのまま直訳したようなものが大半ですが、前後の繋がりから明らかにおかしいと分かるのではないか?と思われる台詞も見られます。
 もちろん、日本語がおかしい以前に、元々気が狂っていて訳の分からない台詞を話すNPCも何人か存在するようです。まあ、こいつは例外とします。元々そういうキャラだと思いますのでw
 また、あるドラゴンについてですが、ドラゴン語に関しても明らかにやる気のない、棒読みな台詞も気になりました。プロ失格だろこの声優、と思ってしまいましたw一方で、パーサーナックスの声優さんは、ドラゴン語もお上手でしたb
 おかしな翻訳がある一方で、演技に凝っているNPCも見かけることが出来ました。前述した、パーサーナックスの声優さんはもちろん、シェオゴラスの声優さんは、まさにマッドゴッドそのものでしたし、アーンゲールも貫禄があって良かったですb名前は忘れましたが、リフテンの首長お墨付きの魔術師もユニークな人で面白かったです。これらのキャラクターが魅力的だと思えたのは、やはり声優さんの演技力もあってだと思います。

 大体こんな感じでしょうか。
 あとは、バグとフリーズなんかも挙げられますが、まあ、これは大分改善されているので許容範囲ですかねw

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桜の灯籠

Author:桜の灯籠
ジャンルでは、RPGやFPSが好物。
シリーズだと『ゼルダの伝説』『ポケモン』『The Elder Scrolls』『Halo』かな。
でも、面白ければ何でもやるぜb

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